人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Yoona's NEWS

yoonaroom.exblog.jp
ブログトップ

[オンエア、星を射つ ①] “本物なのか、にせ物か?' 放送街にリアリティーを入れる

[ジョイニュース24 2008年05月15日午前 08:00]

SBS 水木ドラマ「オンエア」が、今日(15日)大詰めの幕を閉じる。

PD、作家、俳優、マネージャーなど、放送街人々の話をありありと描いて、話題を集めた「オンエア」の最大の人気要因は、実際より もっと実際みたいなリアリティーにある。

放送街を背景にしたドラマは多かったが、「オンエア」のように徹底的に放送街を中心に残して、リアリティーを付与したドラマは、今まで無かったと言っても過言ではない。

キム・ウンスク作家は、放送の前 「これまでの放送を素材にした作品を飛び越えて、放送界の現実を そのまま見せる」として、「誰よりもよく分かる舞台が背景なので、多くのエピソードと堅い筋書、動感あるキャラクターを作り上げることができると思う」と、自信感を仄めかした事がある。

キム・ウンスク作家の言葉のように、「オンエア」は、現実性あるエピソードと動感に溢れる俳優たちのキャラクター、適材適所に配置されたカメオ、現場感溢れるセリフなどを通じて、実際放送現場を そのままブラウン管に移しておいたような、完成度高いドラマで評価を受けた。

[オンエア、星を射つ ①] “本物なのか、にせ物か?\' 放送街にリアリティーを入れる_e0114466_1555665.jpg

現実性あるエピソード

「オンエア」には、リアルで、時には敏感かも知れないエピソードが あちこちに配置されている。

「オンエア」は、初回から芸能界の共同受賞に対して 分け捕り合戦式大賞と言って、一針を置き始めた。実際に去年、特に、共同受賞が多くて 論難になった放送社たちの年末授賞式を正面から扱いながら、劇にリアリティーを吹き入れたのだ。

以後、オンエアは、芸能人の性上納、大型企画社の俳優キャスティング関与、トップスターに助演押売り、外注製作社とPDの寸志問題、CFと係わる黒い闇取引などを、一つ二つ引き出した。放送街に大っぴらに流れた恥部を、水面の上に取り出しておいて、放送街の本当の話に近付いたこと。

「オンエア」は、また、一本のドラマが製作されるまでの過程を そっくりそのまま描き出しながら、“ドラマ製作教科書”という言葉を聞いたりした。実際に、回当たり数千万ウォンをもらうトップスターキャスティング問題から、外注製作社の製作コスト用意過程、タイトルロールを取るための俳優たちの気力の戦い、海外ロケ過程など、ドラマ製作過程を生き生きと伝達した。

この過程で、キム・ウンスク作家は、俳優たちの口を借りて 自我批判と同時に、現ドラマ行動に対する自省の声を出したりした。“刺激的な素材があると、視聴率がちゃんと出る”だとか、“感動は無くて名セリフだけある”、“PPLにかまけたくない”などのセリフが、それ。作家の意図であってもなかっても、このようなセリフは キム・ウンスク作家と自然に代入されながら劇の楽しさを加えた。

[オンエア、星を射つ ①] “本物なのか、にせ物か?\' 放送街にリアリティーを入れる_e0114466_1563720.jpg

現場感溢れるセリフ

“パリの恋人” “プラハの恋人”などで、小味良いセリフで各種流行語を製造したキム・ウンスク作家のセリフは、「オンエア」でも相変らず輝かしかった。しかし、以前の作品より、セリフは もっと淡泊になったし、もっと現実的に変わった。

「顔に白粉をつけた人は信じないんだったよ」と共に、業界でお決まりに使う表現を吐き出すとか、“イッポン”など 放送街に存在する隠語を使うことで、劇の現場感を高めた。「三十歳女優に一番恐ろしいのは歳月だ」というセリフや、「最善をつくすのはプロではない。大目に見てプロだ」などのセリフも、放送街でよく聞くことができる言葉だ。

鮮やかな現場感の感じられる単語たちは、放送街の裏話をもっと新鮮に表現した。

[オンエア、星を射つ ①] “本物なのか、にせ物か?\' 放送街にリアリティーを入れる_e0114466_1571669.jpg

動感にあふれる俳優たちのキャラクター

「オンエア」登場人物たちのキャラクターは、一つ一つが明らかに生きている。

高慢で傲慢不遜だが、裏面にはトップスターとしての寂しさと傷を抱いて、真正な俳優に生まれかわるオ・スンア(キム・ハヌル扮す)は、実際に、視聴者たちに 特定芸能人のイニシャル推測まで催すほどに、現実と触れ合っていた。

ソ・ヨンウン作家も、キム・ウンスク作家本人の姿が映らざるを得なかったはず。ソ・ヨンウン作家のキャラクターは、ちょっといい加減な時には間抜けて見えるが、言うことは言い尽くす、すっきりした性格で視聴者たちから愛された。

ざらついて艶がないものの、信念あって暖かいイ・ギョンミンPD(パク・ヨンハ扮す)と、自分の俳優を守ることができるバカ正直さと断固とした決断力ある性格のマネージャー チャン・ギジュン(イ・ボムス扮す)の魅力対決も 「オンエア」の見どころを加えた。

時には小面憎かったりするが、愛想良くて率直で憎むことができないチェリー(ハン・イェウォ扮す)、現実的で計算的だが、消すことができない傷がある大型マネージメント社長チン・サンウ(イ・ヒョンチョル扮す)、頑是無い考えと行動で ヨンウンの口車に乗ること一度で集められないが、誰よりヨンウンを理解する補助作家タジョン(カン・ジュヒョン扮す)、図太さと人間性は勿論で、事業的手腕まで良い、製作社代表イ・ヘギョン(ホン・ジミン扮す)・・・

これらすべてのキャラクターは、各々の独特の色を作り出して ドラマに立体感を加えたし、劇のリアリティーを生かすのに助けになった。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2008-05-18 15:17 | Comments(0)