MBCガイドの2001年3月・4月号の『ホテリアー』部分を 日本語に出来たのでアップしますね。
3月号の画像は、以前の『ホテリアー』アップの時にほとんど使ってしまったので、初めの3枚以外は この記事のものではありません。
あー、ちなみに4月号は、『ホテリアー』で復帰したペ・ヨンジュンのカバーストーリーです。
▼MBCガイド 2001年3月号
MBC新春ミニシリーズ<ホテリアー> <前編>
私たちの時代の小さな英雄たち。
ホテル経営者、あるいはホテル人を意味する 水木ミニシリーズ<ホテリアー>が、4月4日 初回放送される。
<復讐血戦> <ワンチョ>の演出家チャン・ヨンウと、<白夜3.98> <ゴースト>の作家カン・ウンギョンが手を握って作ったこの作品は、ホテルを専用舞台に設定するものの、ホテルのアンダーグラウンドに注目したドラマだ。
派手な外観と違い、その裏面で最上のサービスのために努力する 慌しいホテルマンたちの日常と共に、M&Aを巡るホテル経営者たちの対決が興味深く繰り広げられる。 キム・スンウとペ・ヨンジュン、ソン・ユナとソン・ヘギョなど うれしい顔の登場も期待を付加する部分だ。

30年の伝統のソウルホテルを守ってきた良心的なチェ会長(チュ・ヒョン扮す)の突然な死で、ソウルホテルは経営難に処する。 チェ会長の夫人ユン・ドンスク(ユン・ヨジョン)は、3年前 芳しくない誤解を受けてホテルを離れてアメリカに留学中のハン・テジュン(キム・スンウ)を呼び入れることにする。 ジニョン(ソン・ユナ)は。ユン社長の懇切な要請で米国に行くが、テジュンと争ったせいで砂漠の迷子になって、偶然にドンヒョク(ペ・ヨンジュン)の助けを受けることになる。

2年ぶりにブラウン管に登場するペ・ヨンジュンは、ホテルビジネスと企業ハンティングの専門家シン・ドンヒョク役を担った。
実用主義が徹底的に身についた冷静なビジネスマンだが、強者の裏面に隠された男の孤独が魅力的な人物だ。
ソウルホテルを取得しようとするキム・ポクマン(ハン・ジニ)会長が 彼をスカウトする。

資本家キム・ポクマン会長の男兄弟がない一人娘ユンヒ(ソン・ヘギョ)は、新世代そのもの。 キム会長は、ドンヒョクを 息子がない自身の後継者として最高の適任者と判断して、娘ユンヒに会うようにする。
演出家チャン・ヨンウは、演技者たちに 既往のキャラクターは全て投げ捨てろと要求する。 <ホテリアー>も同じこと。
清純可憐型のソン・ヘギョや貴公子風のペ・ヨンジュンは、正反対のイメージで登場する。
さわやかな美人ソン・ユナが、気さくなお転婆で出てくることも破格的だ
ホテルを生かすことができる時間が たった3ヶ月だけだとの事実に、テジュンとジニョンは 同僚としてホテル復活に専念することを約束する。 テジュンの登場は、彼とかたき同士だったオ・ヒョンマン(ホ・ジュノ)には不吉な事だったし、片思いの女王イ・スンジョン(チェ・ファジョン)には福音だった。 一方、ドンヒョクはソウルホテルに泊まりながら緻密に企業狩りの下図を描くが、ジニョンに対する感情に自ら驚く。
<ホテリアー>は、基本的に 伝統的で正しい方式を守るホテル人のサクセスストーリーを主な流れで設定したドラマだ。
派手なシャンデリア、つやつやとした大理石、優雅な弦楽四重奏があるパーティ会場、そしてスマートな八等身美女たちのサービス。 ホテルに行ってみたのか。 その派手さために少しずつ臆して、その優雅さに口を閉じられない資本主義の象徴物。
山海の珍味があふれ出て、紳士淑女たちが優雅な姿で 欲望のエレベーターに上がる所。 一言で、そちらは最上の物などだけ集めておいた魔法の城だ。
MBCが新春20部作ミニ シリーズに出した<ホテリアー>は、ホテルを専用舞台に設定したドラマだ。 <思春期> <りんごの花の香り> <復讐血戦> <悪い友達> <ワンチョ>など、線の太いドラマを作って来た演出家チャン・ヨンウと、<白夜3.98> <ゴースト> <ウンビリョン)>を書いたカン・ウンギョンが手を握って作るミニシリーズだ。
二人の指向を見れば、なぜかホテルを舞台にドラマを製作するというのが 即信じられない。

過去放映した<ホテル>というドラマが浮び上がりながら、そんなトレンディー風のドラマではないだろうか、疑うことになる。 しかし、シノプシスと序盤部のシナリオを読んで、そういう先入観を捨てて このドラマを解剖しなければならないというのを即座に知ることが出来る。
結論から話そうとするなら、このドラマは ホテルのアンダーグラウンドに注目したドラマだ。 派手な外観と違い、その裏面で最上のサービスのために こんなに走ってあんなに走るホテルマンたちの赤裸々な生の現場に焦点を合わせた。 湖の上を漂う白鳥の優雅さでなく、生存のために湖の下で こまめに水掻きを動かす白鳥を眺望しているわけだ。 それで、題名も<ホテリアー>だ。 ホテリアーは ホテル経営者、あるいはホテル人を意味する単語だ。
1分1秒の誤差もなしで動くホテルのキッチン、また 巨大なボイラー室と洗濯室、派手な食堂でない地下の構内食堂など。 そうした場所が画面に入れられることになるドラマだ。 ここに、激しい生存競争の中で最上のサービスのために足で走る構成員たちの血と汗にまみれた努力、ホテルを攻撃的M&Aで飲み下そうとする企業狩人と、これを防ぐためにもがく ホテル経営者たちの対決もある。

この頃のドラマがキャスティングに難航しているのに比べて、比較的順調に豪華キャスティングを終わらせたドラマ。
キム・スンウとペ・ヨンジュン、ソン・ユナとソン・ヘギョがドラマの中心軸である。
昨年 離婚の痛みを体験したキム・スンウは、ソウルホテルに勤めて 無駄な誤解で辞めた後、ホテルが危機に陥るや また戻る副支配人ハン・テジュン役を担った。 成功や出世にはこれと言った関心がなくて、危険に陥った人を助けるために自身を投げる義理派だ。
<愛の群像>以後2年ぶりにブラウン管に登場するペ・ヨンジュンは、ラスベガスの大型ホテルのM&Aを成功させた ホテルビジネスと企業ハンティングの専門家シン・ドンヒョク役を担った。 養子出身という出生秘密ために 祖国を嫌がる彼が、傾いたソウルホテルを取得しようとするキム・ポクマン会長(ハン・ジニ扮す)の請託を受けてソウルにくる。 時には孤独に見えながらも、実用主義が身についた冷静なビジネスマンだが、ソウルホテルのVIP顧客担当支配人ソ・ジニョンに会って愛を感じる。
ソ・ジニョン役のソン・ユナは、容貌とは違い多血質的でガタガタ揺れる性格を持ったお転婆の未婚の女性。ホテル学校の名門のUNLV出身だが、ホテルのキッチンでラーメンを煮ておいて 焼酎の杯を傾ける気さくな性格を持つ。 テジュンとドンヒョクの間で愛の葛藤を経たりもする。
<秋の童話>で一躍スターダムに上がったソン・ヘギョの変身も注目するに値する。 資本家キム・ポクマンの男兄弟がない一人娘キム・ユンヒ役を担った彼女は、裕福な家庭環境できれいに育って、自己中心的な思考を持った新世代。 しかし、前職が女優であったお母さんが、お父さんの虐待で自殺したという事実を知ってから、お金だけ分かるお父さんに逆らう。 ドンヒョクを婿に迎えようとするお父さんのために彼に会うが、愛もビジネスと解釈するドンヒョクに反発したりもする。

彼ら青春スターが中心軸ならば、ミョン・ゲナム、ホ・ジュノ、チェ・ファジョンなど 中堅タレントたちは、このドラマの甘草【なくてはならない人】たちだ。 オ・ヒョンマン役を担ったホ・ジュノは、強力界刑事出身の当直支配人。 女性従業員たちに性暴行を日常行って、優しい人を困らせるかと思えば、原則的なことを嫌悪する ひねくれて残忍な性分だ。 客室管理長イ・スンジョン役を担ったチェ・ファジョンは、弁舌爽やかでタフなオールドミス。 しかし、主特技が片思いであるから 愛に傷付いて涙を絞り取る嫌えない女だ。
コック長役を担ったミョン・ゲナムと、ソウルホテル社長役のユン・ヨジョン、飲食品チーム長役のイ・ゲインなど、誰一人 演技力において譲歩がない実力派たちが布陣した。
(後編につづく)
byどんぶらこ