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SBS 『地平線の向こう』’97年/『恐怖の瞳』’98年

▼SBS 地平線の向こう[地平線の彼方]
97.10.27~98.02.26

▽60年代が背景の日日劇
幸せに暮らしてみようというスローガンが津々浦々に鳴り響いた60年代末と70年代末、考えることだけでも息苦しい80年代、巨大な歴史の川に体を任せたまま流れなければならなかった人間群像たちの彷徨と苦悩、成功と失敗、愛と実演を描く。

・ソン・ユナ―清純可憐型のイメージ、ファン・インソン、イ・テラン

▽脚本家イ・グムリムさんのインタビュー 
[CINE21  1999年 05月 18日第201号より]

―<ウンシリ>は<地平線の向こう>に続き出てきた。 その前になかった回顧物を相次いで作ってきたが。

=<地平線の向こう>を書く時、どんなドラマを書くべきかという悩みをよくした。 この頃の視聴者たちは 苦痛なことを嫌いだ。 TVを見る時間だけでも楽しければという心情で。 リアリティーがある現実は 視聴者が無視するはずで、失業と失職のような現実問題を無視して 幸せな夢を扱うのは偽善であるようだった。 核心は苦痛だが今体験することにむしろ慰めになるのがどうなのかとしていて 回想物の話を構想することになった。 <地平線の向こう>は切られた。 その時期(97年末)が、大統領選挙とIMFなどニュースバリューが大きくて、息が切れた時だったが、そのようなニュースと競争してみるから途中車した。 連続ドラマの素材を広げるという欲と共に飛び込んだのに、運が当たらなかった。

▽2006年KBS「川になって会おう」は リメーク
ベテラン作家イ・グムリムさんが、1997年SBSが要点のみを述べることしてしまった“地平線向こう”を昨年KBSで“川になって会おう”で復活して出した。 [スターニュース 2007-02-24より ]


▼SBS 納涼特選8部作―恐怖の瞳(全2部) 
1998-08-24  08-25

脚本:キム・ユンヨン、演出:ユ・チョルヨン
出演:ソン・ユナ、カン・ソンミン、ソン・ヘギョ、アン・ジェモ、イ・ヘリョン、チョン・ソヨン、ほか

概要:学校暴力の深刻性をホラーで劇化して、傍観者的立場に立った私たちに警戒心を呼び起こす。

SBS 『地平線の向こう』’97年/『恐怖の瞳』’98年_e0114466_19192087.jpg[恐怖の瞳 1部] 
チョンイン(ソン・ユナ)は、初めて赴任するやいなや おかしな事を体験する。
クラスの子供のジニが疑問の死にいたって、他の子供も交通事故で死ぬことになる。
ジョンファ(ソン・ヘギョ)は、学校のボス(アン・ジェモ)とそれ以外の友達にいじめにあって、結局 自殺をすることになる。 ジョンファを死に追い立てたボスとヘジン(イ・ヘリョン)などはジンファの魂を見ることになって、似合った友人たちの死によって恐れを感じることになる。
一方、ジョンファの死で記憶を喪失して精神科治療を受けたミヌ(カン・ソンミン)は、学校に戻ることになって、ミヌの魂の中にはジョンファの魂が一緒に存在するけれど・・・

[恐怖の瞳2部]
ジョンファ(ソン・ヘギョ)を困らせた友人たちと学生主任先生などが、一人二人疑問の死にいたって、彼らは全て目を開いた死体で発見される。
続く学生たちの死に、担任先生のチョンイン(ソン・ユナ)は慌てることになって、自身の魂とジョンファの魂の間で混乱するミヌ(カン・ソンミン)は、担任先生のチョンインに自身の状態に対して話をする。 一晩中何か行動をしたのか記憶をできなくて、死んだ死体たちが度々浮び上がるというミヌの話に、チョンインは ミヌを軽く叩くが、チョンインも混乱する。
そのようなある日、チョンインは 学生たちだけの秘密倉庫があるという話を聞いて、その秘密倉庫に入ることになって、その中でジョンファとミヌの日記を発見するけれど・・・

▽中国のサイトですが、ドラマのホンの一部(50秒)が見られます。 動画 『恐怖の瞳』

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2007-06-11 19:30 | Comments(1)
Commented by soralier at 2007-06-12 10:02 x
ヘギョちゃんとの共演は「ホテリアー」だけじゃなかったのですね。1998のこの作品は全く目にしていないので、どんぶらこさんの解説、助かりました。