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[過去記事] 女性東亜 1998年12月号 後編


・・・演技者になるまで
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「演技は、幼かった時から非常にしたかったです。 しかし、私は、演技者は普通の人ではないと思いました。 現実で見られない人だと思いましたよ。 演技はしたいけど、私は普通の人であるから 芸能人になることができる資格はないと考えました。 自信もなかったんですってば。 それで選んだのが、勉強はほどほどにすることができるから、新聞放送科に行って アナウンサーになるべきかを考えるのが大きかったです。」

しかし、学生時代一歩遅れて訪ねてきた彷徨の終わりに、彼女は自分が考えた新聞放送科でない 漢陽(ハニャン)大学校文化人類学科に入った。 しかし、それが、まもなく彼女が放送に足を入れた、別の契機になるとは。

新入生歓迎会の時見た ある先輩が、彼女をつくづくと見守った。 その先輩は、モデルエージェンシーの仕事をする人だった。 モデルの仕事を一度してみないかと言って薦めるその人に、ソン・ユナは一気に断った。

「しかし1年間、この言い訳あの言い訳しながら、連絡をしてきた先輩がある日“あんた、キム・ヒソン見たくないのか?”と言って、撮影会場に連れて行きましたよ。 そして、監督に挨拶をさせたけど、監督が 即席でキム・ヒソンの友人で出演させたのでした。 ヒソンが講義室を出て、廊下で友人と腕組みをして行く場面であったのに、私は一言も言わなくて、そのまま一緒に歩いていのでした。 うっかりしていたけど、その時自分自身があまりにも みずぼらしく見えたし、自尊心も傷付いて 再びこうしたのに現れたりしないことと、言い聞かせました。」

ところが、その後 ある日突然にKBSスーパータレント1次試験に合格したという通知を受けた。 これはまた、なぜ突拍子もないことなのかと思った。 分かってみると、その先輩が 自分も知らないうちに願書を出したのだった。 腹も立ったが、それとなく好奇心も起こった。 “仕事を一度始めてみる? やめる?”悩みの末に、“もう一度対決してみよう”と結論を下した。

2次試験当日の朝 通知を受けたが、問題が生じた。 半ズボンが問題であった。

「お父さんが、家で短い半ズボン着るのを許諾しなかったです。 どこを兄さんたちの前で脚を白く出して行くのかと言って、半ズボンが一つもないということでした。 しかたなく、知り合いのお姉さんに あたふたと半ズボンを借りて行ったのに、行ってみると、隠れたくて逃げたいのです。」

他の人たちは、最新流行の服に、メーキャップに、髪まで、ミスコリアのようにしているのに、自分は 彼女のバレエ半ズボンに それ以上、ティーシャツは毛羽立って・・・

「災い転じて福となすという言葉、あるでしょう? 何の考えもなく、化粧もしないで行ったのが、点数を取ったのです。 本来 2次試験は、素顔で来ることが基本原則だと明示されたのに、それにもかかわらず、もう少し綺麗に見せようと 化粧をしてきた人々が多かったんですよ。」

2次試験を通過とは、本当に葛藤に陥った。 人生の方向が変わる事もでき、また3次試験のために 外国で10日間合宿をしなければならないから、やむを得ず 家に知らせなければならなかったためだ。 自ら判断するのは大変だった。 しかし、お父さんに話してやめろと言えば、簡単に放棄できそうだった。

「お父さんは、当然やめろとおっしゃることができました。 ところが、どのように2次までについて“お前が暮らして、いつタダで海外旅行に行くか”と言って、旅行するつもりで行って来いとのことでしたね。 本当に意外でした。 恥さらしに一度当って 気を引き締めろと言うのか、突然混乱が来ましたね。」

こういう紆余曲折の末、ソン・ユナは 今私たち前に立ったのだ。

・・・仕事と愛

ソン・ユナと言えば浮び上がるイメージ? この頃うまく行く人でなく、いやらしく演技をうまくする人、という声を聞きたい。 そのような面で、彼女は イ・ミスクさんをとても好む。 幼かった時<チャン・ヒビン(張禧嬪)>に扮装したイ・ミスクを見て、彼女は いやらしいと思った。 もしかしたら、あのように徹底したチャン・ヒビンになることができるかと思った。 そのような演技をしたいと言った時、誰かが彼女に、チャン・ヒビンをすれば よく似合いそうだと言った。

「私は、その役が与えられても、絶対しないでしょう。 イ・ミスクさんが演技したチャン・ヒビンの幻想を破りたくないです。 その以後にも、チャン・ヒビンが何度も再現されたけど、失望しましたよ。 私もやはり、イ・ミスクさんほどのチャン・ヒビンができないと思います。」

いまだに新人だと考えるソン・ユナ。 だから、彼女は 確実に固執する役を念頭に置かない。 もっと多い分野に接して、習わなければならないことが、とても多い。 時には 力強い女で、時には いかにも物悲しい女で、時には 底辺を這う、時には 豪華の極限状態を味わうキャラクターを、とても自然に消化したい。

愛の心も自然に変わったようだ。 以前は、男を見る時、外向的なことにたくさん偏重していた。 ハンサムでなければならなくて、お金が多ければより一層良くて、強気であるべきで、ユーモア感覚もなければならなくて・・・ それとなく気難しかった。 しかし、今は分別がついたのか? そんなこと全て必要ないという考えだ。

「気楽で優しかったらいいですね。 大変なことに当面した時、よく引っ張っていくことができる心強い男なら良いし。 自分の仕事に熱心の男が、素晴らしく見えることあるでしょう?」

むしろ、自分に不満がもっと多い。 適当に愛嬌もふりまいて、不平も働かせて、押し合いして争いもしてみるべきなのに、そんな事とは塀を作って生きたので、どの男が好きそうだ。

結婚を考えなくて この人あの人会ってみると、機会も生まれても 気乗りしないのだ。 しかし、ある瞬間 目に豆がらがつく【理性的に判断できないほど夢中】ようになる人が現れれば、その時は 愛嬌の塊りになる自信はあるようだ。

(おわり)

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2007-05-11 15:28 | Comments(0)