人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Yoona's NEWS

yoonaroom.exblog.jp
ブログトップ

女性中央  2006年09月号


love&sincerely ソン・ユナ

一度会っても十回会ったように心が惹かれる人がいる。対話する間中 目を合わせて首をうなずいて、真実に交感するために努める彼女の表情を読むことは、非常に気持ち良いことだった。梅雨が終わって猛暑が過ぎ去って、そよそよとくすぐったい風が吹いた日、彼女に関して言いたくなった。

1st good sceneドラマ“姉さん”そしてユナ
女性中央  2006年09月号_e0114466_15182111.gif俳優には、その人だけの名前の値が存在する。その値と言うのは、自ら規定すると言うよりは、相手によって決まる。何人かの主人公たちを中心に回るミニシリーズでもなくて、大家族が登場する週末ドラマで、俳優一人の名前が 成否にどれくらい影響を及ぼすかは分からないが、彼女の場合はちょっと違った。昨年“香港エクスプレス”を始め、映画“愛をのがす”と“アラン”まで、2年間引き続き作品をしてきていることにも、あたかも何年ぶりのカムバックでもなるように関心が集中した。

それもそのはず、“姉さん”は、これまで彼女を支配したイメージを変えた反転とも同じドラマ。金持ちの家の娘で、お父さんの失踪後 奈落に落ちるようになる、劇的な状況変化により、彼女も利己的な“無礼者”から“働き者の女”まで多様な演技を披露することになる。しかし、普段 尊敬したキム・ジョンス作家のドラマという理由一つで、台本も受けないで“OK”をした彼女は、実際に自分が扮することになるスンジュを見て慌てない訳にはいかなかった。

「“姉”と言えば多情多感な感じでしょう。ところが、この子は上下も無くて 性質も火のようで、統制不可能です。その上、弟たちには 恐ろしいママでありパパであり、また、ボーイフレンドの前では愛嬌の多い女です。そんなキャラクターを見ると当惑しましたよ。ところが、そんな事が出来そうです。人の匂いがするキャラクターだと、それ自体で新鮮に感じられましたよ。また、酷いふるまいをしていて、一度会う状況が不幸だけれども、私たちが生きていく姿 そのまま率直に含まれています。

状況が反転しながら 過激に張り上げるシーンも多くて、感情がとても行き来して大変だと言う彼女は、水瓶を背負っている感じだと言った。ドラマの撮影を始めた後、胃もたれが一ヶ月続いているほどに、決して少なくない。その上に、腹が立っても表現できないで 一人の中にだけ悩む彼女に反して、スンジュは 言葉で全て表現するから、それ一つは胸がすっきりすると。それでも、ドラマの中の感情を 現実社会と区別が付かない程ではないと言った。

「振り返れば、以前はドラマの中の感情が現実にも影響を及ぼすと言ったことが多いです。今考えてみれば、本当につまらない返事です。例を挙げれば、ドラマ“ワンチョ”をする時も “ある瞬間、ヨンジという女が どうしてこんなことをするのか、本当にあきれる、考えただけでも嫌で元気がなくなります。”と、インタビューで言ったんですよ。また、“ドラマが一つ終われば、そこから抜け出すのに3ヶ月かかると、その3ヶ月の間には 他の作品が入ってきても出来なかったよ。”との事ですよ。おそらく、その時はそうだったから そんな返事をしたけど、今はむしろ そうだった私が恥ずかしいです。私が何をしたと、そんな話をしたのかと思います。実際 それほどの演技する方がいるなら、本当に偉いけど、私はまだ その境地に上がる事が出来ないようです。今は、撮影が終われば、そのまま私はソン・ユナです。もちろん撮影の時、台本に伴う状況状況によって 大変でもあったり、ほぐれたりもして、体が痛かったりもして、そうするのです。」

初週放送の視聴率に対する話をせざるを得なかった。そのように熱心に撮影しているし、ドラマの成功に対する それなりの確信も持っているのに、それだけの人々が関心を持たない時、俳優として感じる心情はどうか。しかも、周辺で“ソン・ユナカムバック作”云々して 彼女の名前の値に対する期待心理を表す時は、大いに負担も感じるはず。

「もちろん、私がする作品がうまくいって良い挨拶を聞けば良いけど、そこに応じられなければ悩み苦しみます。でも、この頃の視聴者たちは、どんな俳優が出るといって それを見たりはしないようです。悩み苦しんだのが、私のような俳優たちは そのまま演技が良くて愛してと言う人々で、それしかする事がなくて する人々なのに、ある時見たら“映画俳優たち お茶の間復帰、なぜ良くないか”とする式の記事が報道されたりします。そして、そこには必ず私の写真が挟まっています。(笑い) 率直に、私のために見る見ないが決定されたら、恐ろしくて どうのようにしますか?どんな理由で この作品が良くて、あるいは、しなければならない時になってする事なのに、むしろ中間で拡大解釈するから 訳もなく何か間違えば、私が罪人になるようです。」

2nd good scene― 一寸の先も分からない愛、三十を超した後
女性中央  2006年09月号_e0114466_15201577.gif気付いたが、ソン・ユナは 自分に関連したマスコミの記事を熱心に取りまとめて見るスタイルだった。彼女の話によれば、全く見ないと思った芸能人たちも インターネットに上がってきたコメントまで丹念に確認する場合が多いと。誰か彼女にマスコミの記事によって傷付いたと悩みを吐露して来れば、「そんなものを なぜ見る?」と しながらも、まさに自分は熱心に見ると言って、もう一度率直な本音を表す彼女だ。彼女もマスコミのために傷を受けてみた経験がある。この前“再婚したい芸能人1位”に選定されたというニュースが、まさに そうだった。

「その記事を見なかった人が無いんです。おかげで、挨拶をたくさん受けたけど、人々が慰めるのに、再婚男たちは相手を選ぶ時 もっと慎重で気難しくなるしかないから 初婚より再婚相手1位が もっと高くつくんだ、と言ってましたよ。それでも私は傷付きました。」

歪曲されたりしたが、彼女が相変わらず多くの男たちの理想のタイプと指折り数えられることだけは、間違いない事実。この前 映画“アラン”に一緒に出演したイ・ジョンスも、「年齢がもっと多かったとしたら、彼女にプロポーズしただろう。」と言い放つなど、同僚男芸能人たちの間でも、ソン・ユナは断然人気だ。三十三、通常的な結婚適齢期を遥かに越えてしまった彼女の 結婚計画が気になるのは男ファンも女ファンも同じ事。

「結婚に対しては、もう一寸の先を分からないようです。結婚する男がいるなら 計画を話せるだろうけど、相手が無いから あまりにも無謀な話でしょう。来年に結婚すると言ってきたのが すでに5~6年になったようです。絶対的に結婚をしたりするけど、ただし考えに変化が来たとすれば、20代の時は 結婚したいという考えと共に 良い妻、良いママになる想像をしたけど、30を超えて今の年齢になると自信がなくなりました。女として妻としてママとして、全て上手くやれるか、言いたいです。私は、作品に入れば 何も出来ない人ですね。 人々もほとんど会えなくて、休む日も翌日の撮影の心配で遊ぶことが出来ません。直したい性格の中の一つでしょう。こういう私が結婚して良い暮らしを出来ますか?」

結婚を夢見た20代にさえ、男に対する基準を立てたことは一度も無かったと告白する。ただし、若い年齢に結婚したとすれば、何も計算しないこともあったが、今の状況では 誰か見た時、話にならない相手に会うことは出来ないということと、現実的な感覚を さっと補った。

三度に会う間、記者が彼女に対して感じた 最も大きい魅力は、自分の感情に率直だという点だ。演技経歴13年目のベテラン俳優が、適当に自分を包装して隠すのが下手だと見るのが 見る人には新鮮な衝撃だが、彼女自らには傷になりうるに違いない。ファンたちと なかなかオフラインの集いを持たないのも、率直でなければならない時と そうしてはいけない時の感情調節が上手く出来ないため。普段の姿そのまま ファンたちの前に立ってみれば、むしろ傷になって返ってくる事があった言う彼女。

「感情にあまりにも率直で、後悔もよくします。インタビューする時もそうです。その時間だけは 人間対人間だと思って、率直でいたくて疎通をしたいのに、まさに そのようにしたいと考えた場合にも、翌日 全く歪曲された記事が報道されたことがありました。この間“姉さん”制作発表会の時も そんな事があったけど、理想のタイプを尋ねた質問に、私より能力ある人なら良いと言ったところ、その記事を見た人たちが 金持ちの男を明らかにすると解釈したようです。どんなに多くのコメントが上げって来ていたか。初めは「私が何を間違ったのよ?」と言いたかったんですよ。私はそんな意味が絶対無かったのにですね。見る人によって、そのように変わることが出来るんだな、もう一度感じました。」

そんな時はどのようにするのかと尋ねたところ、心を閉じると言った。そして引き続き「ところが、直ちに翌日忘れてしまい、また開きます。私の問題は、まさにそれです。」と言いながら、大きな声で気持ち良い笑い声をだす。その返事の挙句、彼女に対する心がもう少し開かれた。人々が 俳優ソン・ユナが好きな理由が、まさに こんなのではないか、という悟りと共に。

取材―パク・ジニョン記者  写真―イ・クァンジェ記者

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2007-04-25 15:25 | Comments(0)