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スンジュのお父さんにも重なるチョ・ギョンファンさんの人生

タレント チョ・ギョンファン“胸の奥に隠しておいた話”
[女性東亜 519号(405~407ページ)]

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『こんなに嬉しい日、実家のママなしで結婚式場に立つようにして申し訳ない。 ママの持分まで パパが二倍でおめでとう。』 去る2月中旬放映終了されたMBCドラマ“姉さん”で、劇中スンジュ(ソン・ユナ)のお父さん役を担ったタレント チョ・ギョンファン(62)が、ウェディングマーチを鳴らす娘に渡したセリフだ。 妻なしで独りきりで育てた娘を嫁がせながら 切ない父情を表現する劇中のお父さんの姿は、実際 彼自身と似る。 彼も19年前 妻と死別して、一人で真心をつくして一人娘を育てて結婚させた経験があるためだ。


妻がガンで亡くなった後、思春期の娘に二重の傷つけないように再婚しなくて

学生時代に医者が夢だった彼は、突然傾いた家の都合のために 偶然に演技を始めることになったと言う。 がっしりした体格に男らしい容貌、低い声を持った彼は、70~80年代最高の人気ドラマ“捜査班長”の刑事の役から虎先生【KBSで放映された、小学校を舞台にした人気ドラマ】、暖かい父性愛を持ったお父さんなど、多様な役をたどりながら 演技生活38年目をむかえている。

スンジュのお父さんにも重なるチョ・ギョンファンさんの人生_e0114466_11163458.jpg「医科大学に行きたかったが、父親の事業が傾いてお金がかからなくてできることを探して演技をすることになりました。 漢陽(ハニャン)大演劇映画科で演技を専攻して、69年MBC公採タレント1期で演技者生活を始めました。」

若い時代 運動が好きだった彼は、体力鍛練のために柔道を習ったりもしたし、ボディービルダーの訓練を受けたりもしたと言う。 66年には“ミスターコリア選抜大会”で1等賞を受けることもした。

演技者で盛んに注目され始める頃の71年、彼は妻に会って恋に落ちることになった。 しかし、自分を現さないで静かに彼を内助した妻は、去る88年にガンで亡くなった。 彼は時々妻の墓を訪ねて、よく管理されているのか几帳面に観察するという。
「周辺では、死別したのも昔になったのに まだそのように大げさにする必要があるのかと言います(笑い)。 でも そのまま行きたくて足がそちら側へ向かいます。 生前してあげられなかったことも多いが、横になっている場所でもよく見守ってあげなければならないですね。」

彼が長い間の歳月が流れたのに、妻に対して切ない情けと物足りなさをおさめることができないのには、それ位の理由があると言う。
「良い人でした。 ウェディングドレスにベールをかぶせてあげられなかったのが この上なく胸にかかって。 演技者でちょうど人気を呼び始めた時期に会ったのに、当時は未婚の男性演技者が結婚をすれば直ちに人気が冷める雰囲気と成り行きで、結婚式を後日に先送りして 直ちに暮らしを立てました。 そして5年で女の子が生まれましたよ。 そのように時間が流れて、実際に一歩遅れて結婚式を挙げようとすれば ちょっと恥ずかしかったんですよ。 そうしている間に妻が突然ガンにかかったのです。 5年間闘病生活をしたけど、何もしないのではなかったです。 腕が良いという医者を探して、当時 修交もならない中国まで行ってくるほどだったけど、方法がないですよ。 月の国も行き来する世の中なのに、それぐらいの病気一つ直せないようだったんですよ。」

切なくも彼のすべての誠意と未練と残念な思いを残してして妻がついに亡くなった後、当時小学校6学年だった娘が 彼の人生の全部と同時に存在理由になったという。 周辺では 若くして一人になった彼に再婚を督促したが、思春期に入り込み始めた幼い娘をおいて再婚は考えることがさえなかったと。
「周辺の方たちが、女は一人で暮らしても男は一人で暮らしにくいと 再婚を薦めたが、当時小学校6学年だった幼い娘に二重の傷になるかと思って、再婚の考えは最初からたたみました。」

彼は、早くママと死別した娘に パパとしてはもちろんママの役割まで最善を尽くした。 しかし、娘を面倒見るのに限界があって胸が痛かったと。
「申し訳ない点が多いです。 ママがしなければならない部分をしてあげられないからです。 うちのお母さんに頼ったりもしたが、私のママだけではなかったことで・・・。 でも 私が弁当を直接包んで学校に行かせて、それなりにママの空席を満たしてあげようと努力をよくしました。」

そのように美しく育てた娘は、去る2002年結婚。すでに五才と三才の二人の子供を持っているが、一週間が遠いと言って 子供たちを連れて一人で過ごす彼を訪ねるという。
「自分1人で子供たちを育てながら過ごすのも忙しいと思って、来ないでくれと言うのにも 話を聞きません(笑い)。 大きいやつは話を結構上手にして、小さいやつは今まさに話を学び始めたが 愛嬌が普通ではありません。 来ないでくれと言っておいても、実際に顔を見れば どんなにや嬉しいのか・・・(笑い)。」


直接食べ物作って、釣りなど趣味生活と運動で寂しさ慰め

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ドラマ“姉さん”撮影会場で娘役を担ったソン・ユナとともに。 劇中独りきりで育てた娘を嫁がせるお父さん役を担ったチョ・ギョンファンの実際人生も彼と似ている。

孫の話をしながら慈しみ深いおじいさんのように豪傑笑いを作るチョ・ギョンファン。 彼は「今春は孫たちと余裕があるように時間を送ることができないようだ」と惜しがった。 来る3月中旬放映を始めるMBC犯罪捜査ドラマ“ヒット”と、SBS週末ドラマ“青い魚”にキャスティングされたためだ。 また、久しぶりに出演した映画“壽”も3月公開予定だ。 その上、大学の講義もしなければならない。 彼は10年前から、全北(チョンブク)友石大【ユソク大学校】演劇映画学科の学科長に在職中であり、演技論と話術を講義している。

教授として演技者として忙しい彼に、相変らず周辺では再婚を薦めるけれども、彼は再婚の考えはないと言い切る。
「妻が行って1年過ぎてから、すべての家の暮らしを私が直接済ませました。 初めは家に仕事をしてくれる方がおられたが、再婚したとかという無駄な噂が飛んで面倒ですよ。 とにかくご飯を食べなければならないのに してくれる人はいなくて、それでも大まかに食べることは嫌いだから、私が直接市場を見て料理しました。 ホウレンソウ のテンジャンスープ、各種ヘジャングッ【二日酔い解消スープらしい】、キムチチゲ、みな上手にします(笑い)。 妻を失って一人で暮らしながら買い物をする時、市場のおばさんたちに新鮮な野菜から生きの良い魚の選び方、料理の仕方を尋ねて習いましたよ。 洗濯は洗濯機が全部して 干すばかりならば良くて、清掃は掃除機を回せば良くて・・・。 長年一人で暮らして見たら、今は誰かがそばにいるのが むしろ不便のようです。」

彼は娘を嫁がせた後から、夜通しの撮影がない日なら 当然午前6、7時に起きて食べ物を準備して、食事して、運動をする規則的な生活をしてきた。 時間が許諾される場合には、旅行をしたり、釣り竿をとって ふらりと海に発つ。 彼は、知人たちと一緒にする旅行よりは、一人で気楽に発つ旅行を楽しむと言う。 足の向く次第、風が吹き次第、気乗りし次第に行ってみるなら、寂しさを感じる間もないということ。
しかし、なぜか閑静な夜の時間を迎えることになれば 人が懐かしくて寂しくなるのも事実と言う彼は、内心“ガールフレンド”がいれば良いという考えを時々すると、こっそり本音を打ち明ける。
「会話が通じて 嗜好と趣味が似ていれば、旅行も一緒にすることができることと、寂しくて孤独な時会って、酒一杯やりとりしながら気楽に色々な話を交わせるから良いでしょう(笑い)。」

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2007-04-01 11:19 | Comments(1)
Commented by soralier at 2007-04-03 16:56 x
チョ・ギョンファンさんには結婚式に色々な想いがあったのですね。それだけに【お姉さん】の結婚式は感動的でした。
ドラマの中ではそれ程出番は無かったのですが、それこそキーパソンというか存在感のある役でした。