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11月14日付、ソン・ユナは神懸かりの演技、少女時代 ユナは“迷惑”に転落

[オーマイニュース 文キム・ジョンソン 編集クァク・ウシン 16.11.14 16:14]

[TVレビュー] 結局 龍頭蛇尾、それでもウェルメイドドラマだった<THE K2>

去る12日tvN金土ドラマ<THE K2>が放映終了した。最終回の視聴率は5.467%(ニールセンコリア)、優れた仕上げだった。明暗は明瞭だった。 派手な映像美と秀麗なアクション、神懸かりの演技を見せたソン・ユナ(彼女は断然最大の『明』だった)をはじめとして、主演俳優の熱演、『政治はショー(show)』という命題を赤裸々に表わした場面は、その輝きが目立った部分だ。 反面、粗末なストーリーと可能性ない展開、何より当惑したりもしたチ・チャンウクとイム・ユナのメロラインは、非難の理由だった。 このように支持を受けられなかった主人公の愛がまたあっただろうか。


神懸かりの演技見せた<THE K2>のソン・ユナ

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▲<THE K2>で一番輝いたのはソン・ユナの演技だった

それでも、明が暗に比べてはるかに目立っていたので、全体的に“ウェルメイドと評価に値した。だが、期待感を集めた序盤と違い、中盤に入って力が抜けたのは重ね重ね惜しい。これはKBS2<ヨンパリ>の二の舞をそっくり踏んだチャン・ヒョクリン作家の課題として残された。 『愛情』しただけに、強烈に残る残念な気持ちをもう少し表わそうとするなら、<THE K2>は『龍頭蛇尾』で帰結されたと見なければならないようだ。ただし、サイズが大きかった龍だから、その尻尾もかなりの青大将よりはるかに大きかったのは事実だ。

結末は勧善懲悪だった。 反転はなかった。 『教科書』のように典型的だから物足りなさは残ったが、すっきりしていて端整だった。 パク・グァンス(キム・ガプス)と手を握って(実は罠に陥ったわけだが)チェ・ソンウォン(イ・ジョンジン)は『時限爆弾』を持ってクラウドナインを急襲し、これを阻止しようとしたチェ・ユジン(ソン・ユナ)はチェ・ソンウォンが撃った銃弾に腹部を受けて倒れた。 少しの間コ・アンナと二人きりで残ることになったチェ・ユジンは、オム・ヘリン(ソン・テヨン)の死について真実を打ち明ける。コ・アンナの母を殺せと指示したのは自分の父親であり、助けてくれと哀願するオム・ヘリンを無視したそれも、結局『殺人』を犯したことと告白する。

十何年の間『憎しみ』を生んだ誤解の輪が崩れた瞬間だった。 いや、少なくとも『理解』は可能になった。 こじれていた捻じれが解消され、悪人たちは次々と死を迎えた。 行き違う愛と欲望に巻きこまれて『仮面夫婦』として生きてきたチェ・ユジンとチャン・セジュン(チョ・ソンハ)は、『時限爆弾』と共に最後を迎えた。 最後の瞬間にお互いを尊重して、心からの抱擁を交わした二人の姿は感動的に感じた。 全てのものを担って行くという意志も感じられた。 表現が雰囲気を台無しにするが、『私たちが垂らした糞は私たちが片づけたら』程度だろうか。


龍頭蛇尾になるしかなかったストーリー

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▲勧善懲悪で仕上げになった。(左)  恥ずかしいPPLに満ちたエンディング

キム・ジェハ(チ・チャンウク)は、パク・グァンス(キム・ガプス)を訪ねて行って、念願だった復讐に成功する。 希代の政治屋であり悪人の象徴だったパク・グァンスは『自殺にあって』最後を迎える。 チェ・ソンウォンはキム室長(シン・ドンミ)によって殺される。 主君の復讐を断行するキム室長の表情は断固としていた。 悪人が消えた後ドラマの中の世の中は平穏だった。 チェ・ユジンから莫大な財産を相続したコ・アンナは、「こういう人生はつまらない」と全てのものを捨てて、キム・ジェハとの愛を選択する。 罪を犯した過去の世代は『死』で自分の罰を受けて、清明な次世代が始まったという、童話のようなハッピーエンディングだった。

簡単に説明するために『悪人』という単語を使ったが、実際彼らは欲望に見舞われた脆弱で不幸な人間ではなかったか。 チェ・ユジンとチャン・セジュン、チェ・ソンウォンとパク・グァンスが消えるからといって、世の中がきれいに澄むだろうか。 明らかに、また他のチャン・セジュンとパク・グァンスが現れて、『権力』を占めるために泥沼の戦いを行うだろうし、その後ろをチェ・ユジンやチェ・ソンウォンのような者がサポートしたり、思うままにするだろう。 『壟断』は続くはずで、顔色を見る検察は相変らず頭を下げるに違いない。 何一つ変わらなかった。 それで、スペインに発った主人公の幸せ探しは異質感があって不自然だ。 その上、感情線をすっかりダメにするPP【間接広告】に満ちたエンディングだなんて。

<THE K2>の最大の『明』が、希代の悪役を視聴者たちに説得させて、さらに彼女を応援させた”ソン・ユナ”だったら、『最大の暗』はまさに『コ・アンナ』というキャラクターだった。顔の全部で演技をするソン・ユナに適う俳優がどこにいるだろうか。彼女は最高の俳優なのが明らかだ。コ・アンナ役を担ったイム・ユナが彼女と比較されたら、みすぼらしくなるのは当然だ。 あえて二人の演技力を比較するつもりはない。 むしろ論難の『コ・アンナ』のキャラクターは、イム・ユナの『演技力』の問題というよりは、『キャラクター』自らの問題だと見なければならない。


なぜ女主人公はいつも『迷惑』だけで描かれるか

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▲<THEK2>の女主人公の活用法は”人質”だけ?

ともすれば『人質』になる迷惑女主人公なんて!綺麗だが か弱いコ・アンナは、絶えずキム・ジェハの弱点だった。恋する前までも『正常(?)』だった女主人公が、男主人公とメロが始まったら『障害物』のように描写されるのは、<THE K2>だけの問題ではない。 KBS2 <雲が描いた月明かり>で、“ホン・サムノム”ホン・ナオン(キム・ユジョン)は、どれくらいしっかりしていて主体的なキャラクターだったか。そこに、キム・ユジョンの老練な演技加わるから、視聴者たちの笑顔が止む日がなかった。だが、イヨン(パク・ボゴム)との愛が本格的に始まると、ホン・ナオンのキャラクターは右往左往し始めた。

結局、後半部には『女主人公失踪』事件という言葉が出る状況に直面することになった。“逆賊”ホン・ギョンネの娘というホン・ナオンの立場は、王の席に立ったイヨンに政治的に負担として作用することになったのだ。SBS <月の恋人>も同じだった。 ヘス(イ・ジウン)は皇子たちの愛を独り占めする魅力的なキャラクターだったが、いざ 4皇子ワンソとのメロが始まると、愛する人の心を苦しめる存在になっていった。 彼女も数えきれないほど人質に取られ、王所の前途(前の道)に負担になった。

こうなれば、作家の『慢性病』ではないかと思う。魅力的な男キャラクターを作り出すために、か弱い女主人公を保護して守る場面を過度に入れるため、女主人公は常に助けを受ける受動的役割に制限される。言い換えれば、女主人公は『愛を受ける存在』として描かれる。また、そうしなければならない。 女主人公の次の『役割』は、状況を固定化させて危機を作り出す方法で活用されることだ。 大韓民国作家の、この努力のない反復再生産が嘆かわしいではないか。

キャラクターに対する分析も不足したし、『演技』をするのでなく『可愛い』を表現するなど、イム・ユナの限界は明らかだった。だが、それ以前に、チャン・ヒョクリン作家の“コ・アンナ”というキャラクターは安逸【お気楽?】だった。<THE K2>が龍頭蛇尾に墜落して、真のウェルメイドと認められなかった決定的理由は、そこにあると考える。 最後に、中盤以降 葦のように揺れるドラマの中心を捉えて最後までハードキャリーしたソン・ユナに、もう一度賛辞を送る。 クラスが格別な彼女の次の演技が期待される。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2016-11-21 00:24 | Comments(0)