「THE K2」、愛しているより濃かったチ・チャンウク向かったソン・ユナ真心

［OSEN　パク・ソヨン記者　2016.11.12 10:00］

「鏡は私自身、それで君のもの」

この一つの文章で、「THE K2」の中のソン・ユナの真心が整理された。 チ・チャンウクに向けた心だ。

１１日放送されたtvN 「THE K2」１５回で、チェ・ユジン（ソン・ユナ）は信じたキム・ジェハ（チ・チャンウク）に裏切られて衝撃を受けた。 その瞬間、チェ・ソンウォン（イ・ジョンジン）がクラウドナインを襲った。 爆弾と共に。

一緒にいたキム・ジェハとチェ・ユジンは、再び手を握った。 だが、キム・ジェハは危機の瞬間にもコ・アンナ（イム・ユナ）の安否を心配し、チェ・ユジンはまた再び傷ついた。 彼女がキム・ジェハをボディーガードと同時に男として頼ったから。



チェ・ユジンの全てであるクラウドナインを狙う人は多かった。 爆弾を持って攻め込んだチェ・ソンウォンと、クマルゲートの証拠を狙うパク・グァンス（キム・ガプス）まで。 キム・ジェハは、もう一度チェ・ユジンを助けることにした。 パク・グァンスを打ち破るために。

それと共に、彼はチェ・ユジンを保護した。体のみで対抗することにしたこと。「二度と帰ってこない」としながら、「クラウドナイン捨てて外に出てきなさい。それで今よりもっと幸せになると思うが」と助言した。

そんな彼に、チェ・ユジンは「私は鏡を捨てることは出来ない。鏡がまさに私だから。それで君にアクセス権限を与えたのだ。鏡は強大な権力だから。だが、すでにこれは君のものだ」と言った。

キム・ジェハは「その誰でも鏡の権力を味わえばクラウドナインを支配しようとするのだ。それで、あなたはクラウドナインを支配する魔女であり、それ自身がまさにクラウドナインの捕虜になったのだ。もう歩き出せ。チェ・ソンウォンとパク・グァンスは私が分かって倒す」と答えた。


コ・アンナを守ろうと自分の後頭部を打ったキム・ジェハだったが、チェ・ユジンの感情は複雑だった。 自分のために体のみで敵に近付くキム・ジェハを見て、過去に彼と共にした時間を思い出した。 自分を殺すとして銃口を向けた瞬間、爆破される自動車から自分を救った瞬間、裏切られた瞬間にとても良く現れ傘を差してくれた時まで。

キム・ジェハを男として頼ったチェ・ユジンの感情が、一本のフィルムのように通り過ぎた瞬間だった。それでチェ・ユジンは、背を向けたキム・ジェハに「私たちはもう少し良い時間に良い縁で会うべきだったのに」として、「さようなら」と挨拶した。

殺人も躊躇しない毒性があり、悪いチェ・ユジンだが、キム・ジェハの前では限りなく脆くて硝子のような女だった。 自分の全てだった鏡は君のものと言ったチェ・ユジンの言葉。 愛しているという告白より、もっと濃かった。

ｂｙどんぶらこ