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[SCズーム人] 欲望と狂気・・・ 「THE K2」ソン・ユナの21年人生演技

[スポーツ朝鮮 チョ・ジヨン記者 2016-10-22 10:46:19] 

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哀れな女性と毒々しい魔女の境界に立った、「THE K2」の中のチェ・ユジン。 このようなチェ・ユジンを1分1秒も乱れることなく表現する俳優ソン・ユナに、視聴者は完全に魅了されたし、また陥った。 吹き荒れる事件の中で複合的な感情の振幅を見せなければならないチェ・ユジン。 果たしてソン・ユナでなければ誰が耐えられることができたか。

先月23日初放送されて、いつのまにか8回、正確に折返し点を回ったtvN金土ドラマ「THE K2」(チャン・ヒョクリン脚本、クァク・ジョンファン演出)。 ドラマチックな演出、堅いストーリー、そして俳優の名品演技まで加わった「THE K2」は、初回3.225%の視聴率(ニールセンコリア全国基準)で始めて、たった6回で6.636%まで沸き上がって爆発的な人気を集めている。

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特に話題を集めている部分は、『悪女』に変身したソン・ユナの神懸かりの演技。 大統領選候補チャン・セジュン(チョ・ソンハ)の妻であり、JBグループ一族の長女チェ・ユジン役を担ったソン・ユナは、1998年放送されたSBSドラマ“ミスターQ”以来 18年ぶりの悪役挑戦でスポットライトを受けているところだ。

特にソン・ユナは、「THE K2」で不気味な二つの顔で毎回テレビ劇場を熱く盛り上げている。 表面では愛のために自分の背景も捨てたロマンチスト、そして この時代最高の賢母良妻でイメージメーキングをするが、その裏面には望むところを得るために殺人も憚らない、誰も止められない欲望の化身であるヤヌスであったのだ。 今までドラマで登場した悪役を凌駕する、それこそ悪役の終盤王【ある分野で最高の能力者】と呼ばれるほどの全てを持った、万事可能な最高の権力者チェ・ユジンだ。


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ソン・ユナは、このような天上天下唯我独尊チェ・ユジンに魂を吹き込んだ演技で、毎回感嘆を誘った。 夫の浮気を聞いて目撃しても まじろぎもしない彼女は、青白い顔で薄い笑みを浮かべるだけで、これに対して嫉妬も怒りも感じない。 視聴者が、背筋が寒くなるのを感じる最初の部分だ。

このような絶対悪チェ・ユジンにアキレス腱があったが、まさにチャン・セジュンの隠された娘コ・アンナ(イム・ユナ)だ。 コ・アンナの存在が表に出ると、チェ・ユジンの忍耐心にも少しずつヒビが入り始めた状況。 聖堂でコ・アンナを発見した時、彼女に向けて目を血走らせて冷酷な怒りを浴びせるチェ・ユジンは、お茶の間の空気を凍らせてしまうほど強烈だった。 また、野望に目が眩んで娘コ・アンナを無視するチャン・セジュンの本音を知るようになった後、自嘲的な失笑を放つチェ・ユジンの、画面を丸ごと飲み込むほど冷ややかなオーラを放った。 「私が精々あんたのような男に私の運命を賭けたんだね」というソン・ユナのナレーションと狂気の涙で表現されたこの場面は、「THE K2」に7.9%という瞬間最高視聴率を抱かせることもした。

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もちろん、「THE K2」でソン・ユナは毒々しい悪役だけ見せるのではない。 ただ一度も愛を感じることが出来なかった可哀想な女性、家の権力争いで家族に捨てられた痛ましい娘の感情演技も逃さず、好評を醸し出した。 繰り返される夫の浮気と想像を超越する夫の事件・事故、弱点を探して割って入ろうとする 他人より上手くいかない家族に惨めに踏みにじられる過程の中の、挫折と喪失感を完璧な感情演技で表して没入度を高める。 デビュー21年目のソン・ユナ。 これまで積み重ねた内功が、無駄なことではないということを証明した。

毎回、歴代級狂気、歴代級切なさを表現するソン・ユナは、誰も否定できない「THE K2」最高のハードキャリー【チーム全体を勝利に導くプレーヤー】だ。 序盤内心が分からなくて恐ろしかったチェ・ユジンなら、後半想像もできなかった野心を現すチェ・ユジンとして、毎週エスカレートする存在感を現すソン・ユナ。 もうチェ・ユジンは、ソン・ユナでない誰も想像することができなくなった。 チェ・ユジンを耐えられる者は、ただソン・ユナ一人だけであることを毎回「THE K2」が見せてくれている。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2016-10-23 10:30 | Comments(0)