人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Yoona's NEWS

yoonaroom.exblog.jp
ブログトップ

アセンブリー2回 「準備されていない当選、政治家の資格を問う」

[スターデイリーニュース キム・ユンソク記者2015年07月17日(金)09:46:30]

被選挙権を持つ全ての国民は選挙に出馬する資格を持つ

アセンブリー2回 「準備されていない当選、政治家の資格を問う」_e0114466_16333887.jpg

政治とは実に滑稽だ。 政治をしようとする人ではなかった。 政治をするべきだとの意志も、政治をどのようにしてみるという抱負も、そのためのどんな具体的なビジョンや計画もなかった。 ただ、状況がそのように流れたため、うかうかと公認も受けて出馬もしたのだった。 それでも選挙を通じて国会議員に当選する。 政治とはこのように簡単なことだったか。

<アセンブリー>チェ・インギョン(ソン・ユナ扮す)が、チン・サンピル(チョン・ジェヨン扮す)に怒る理由だ。 彼を軽蔑する理由でもある。 自らに対する自負心がすごい。 すでにかなり以前から政治に関心を持って準備してきた。 理由もあったし、動機も確実だった。 目的も明らかだった。 必要な実力と経歴もあふれるほど忠実に積んできた。 いつどの席に行っても十分に自分の役割はすることが出来る。 公認さえ受けることが出来るならば。 機会だけ与えられるならば。 しかし、彼女が切実に望んだ機会は田舎者チン・サンピルに回った。

アセンブリー2回 「準備されていない当選、政治家の資格を問う」_e0114466_1651093.jpg

《冒頭の青い文字の部分には、次のような経緯がありました。 ―チョン・ジェヨンは、国民党公認を受けた後 候補登録をして、ソン・ユナを訪ねて行ってどのようにすれば政治を良くすることが出来るか尋ねる。

ソン・ユナは、チョン・ジェヨンが自身の事務室に訪ねてくると鼻で笑って、「政治を正しくしたい」と話すチョン・ジェヨンに、「はっ、政治を正しくしたい?」と言う。

引き続き、「今から私がする質問三種類に答えたら政治をする資格があるのだ」として、「あなたは誰か、あなたは政治を何故しようとするのか、国会議員になったら何をするか」と尋ねる。

だが、チョン・ジェヨンはこれに対しまともに答えられなくて、ソン・ユナは「あなた方に税金を払う国民に申し訳なくないのか」と尋ねて、チョン・ジェヨンは「あ、はいすみません」と言う。

ソン・ユナは「出て行け。 出て行きなさいよ」と言った。 [トップスターニュース 2015年07月16日 22時34分]》

何も分からない。 何の準備が出来ていない。 政治とは何なのか。 政治をどのようにしなければならないのか。 政治を通じて何を成し遂げようとするのか。 それでも個人的に最も信じて従う先輩だった与党の事務総長ペク・ドヒョン(チャン・ヒョンソン扮す)は、自分でなく彼を選択した。 自尊心を曲げて先に電話をかけて公認を頼んだし、ペク・ドヒョンだけを信じて、あらかじめ補欠選挙が行われる経済市に行って選挙のための準備を始めた。 その全ての資料が他の人でもなくチン・サンピルの当選のために使われていた。 どうして自分でなくチン・サンピルでなければならなかったのか。 正確にチン・サンピル個人に対するものというよりは、自分ではなかった現実の矛盾に対する怒りで恨みであろう。

アセンブリー2回 「準備されていない当選、政治家の資格を問う」_e0114466_1637576.jpg

それでも政治に関心を持っている限り、自分に公認を与えなければならない与党と与党の事務総長ペク・ドヒョンに正面から逆らうことはできないから。 それで素直に自分が準備した資料を渡したし、チン・サンピルの当選にも協力した。 しかしそこまでだった。 果たしてどれくらい上手にするか見る。 国会議員に当選して、どれくらい上手にするのかはっきり見守る。 自分でなくチン・サンピルを選択したペク・ドヒョンに対する臆病な抗議であり、デモだ。 今ではないが次には。次には必ず。 ところがそのような自分の前で、チン・サンピルが大統領府首席行政官まで過ごした自分を補佐官に任命すると言う。 これ以上このまま我慢することはできない。 こんなにまで自分を無視して凌辱するのか。

政治家の資格に対する話だ。 学歴でない。 出身や職業をいうのではない。 どこでどれくらい凄く価値ある生活を送ってきたかというものでもない。 どれくらい多くの人々が見知って、自分に好感を持つのか。 それよりは政治をしようとする理由だ。 政治をしようと思う目的だ。 政治をしなければならない動機だ。 一方で、そのためにもっと容赦ない韓国の政治現実に対する批判であり、嘲弄であろう。 何の準備が出来ていなくても政党と有力政治人の意志によって誰でも公認を受けて、また、当選までできる。 果たしてチン・サンピルという人物に、ある地域の有権者を代表するほどの資格が揃っているのか。 チン・サンピルのような人が国会議員になっても良いものか。

アセンブリー2回 「準備されていない当選、政治家の資格を問う」_e0114466_16373923.jpg

だが、果たして政治家の資格とは何か。 問いの後に問いを隠す。 チン・サンピルが主人公である理由だ。 とりあえずチン・サンピルが経済市を代表する国会議員だ。 より多くの知識と経験、さらに卓越した技術的能力まで持っているのに、チェ・インギョンは単にチン・サンピルから補佐官提案を受ける境遇に過ぎない。 もうすぐ理由と動機が与えられる。 目的も生じる。 政治家にならなければならない理由と、政治家になってしたいことが生じることになる。 政治家になって必ずしなければならない使命のようなことだ。 チン・サンピルの原罪だ。 被選挙権を持つ大韓民国国民なら誰でも選挙に出馬することが出来る。 普段政治に対して全く関心もなかった平凡な、もちろんとても平凡なだけではない一個人が偶然に政治家になって、どたばたして少しずつ成長して行く。 チェ・インギョンは、チン・サンピルを政治家に導く師匠であり、助力者の役割だ。 何が彼を政治家として作るのか。

開始は偶然だった。 意図しなかった提案だった。 現実の必要が、結局その提案を受け入れるようにさせた。 多くのものを犠牲にしながら政治家になった。 本当に多くのものを失わなければならなかった。 政治家として政治が上手でなければならない。 国会議員として見せつけるように立派な政治家にならなければならない。 そのように政治家になる。 試練は終わっていない。 現実がぶつかる。 興味深い。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2015-07-19 16:53 | Comments(0)