[スポーツソウル 2010-01-21 10:35]

観客たちの目と心を泣かせて興行追求をしている 映画「ウェディングドレス(監督クォン・ヒョンジン、製作ロードピクチャース)」のエンディングクレジットの中に登場する大人のソラの姿が、観客らの注目を引き付けている。
映画「ウェディングドレス」は、ママと娘の世の中で最も美しい離別の話を扱った映画。 今回の作品の中、最後のハイライト場面のママ コウンと娘ソラが一緒にした病院の場面は、ママを送りたくないソラの絶叫で、見る観客たちにとって涙の海を成すようにする名場面だ。
一度涙の暴風が荒れてから物静かになったソラが、もうママなしで無事に過ごしている姿を見せるように、雨が降る日 独りきりで傘を用意して運動場を颯爽と歩く場面で映画は終えられる。
しかし、この場面が終わりではないこと。 キム・ヒャンギが直接歌った歌と共に上がるエンディングクレジットの横に、大人になったソラが登場する。 幼い時のように黄色い傘を差して、“ソラに”という立て札が付いているウェディングドレスをショーウィンドー越しに眺める大人のソラは、自身のそばを守る家族と友達がいて慰安をくれる。
また、大人のソラが、死ぬ前までママが完成しようとした世の中でただ一つだけのウェディングドレスを着て眩しく笑う姿が、観客たちとって温かい微笑を浮かべるようにさせる。
実際にキム・ヒャンギが成長したような錯覚を呼び起こす程、大きな目とぽっちゃりとした頬、美しい微笑が似ている大人のソラは、新人俳優ヤン・ジンソンが引き受けた。
未来のソラがウェディングドレスを着るこの場面のために、製作陣はキム・ヒャンギと似ている俳優を探そうとオーディションを開かなければならなかった。 クォン・ヒョンジン監督と製作陣は「オーディションを通じて会ったヤン・ジンソンの顔を見て、あたかも15年後のキム・ヒャンギが大人になった時を想像した姿そのままなので、一気に合格点を与えた」と明らかにした。
封切り後、映画を見た観客たちの称賛が絶えることなく続いて、現在ネイバー評点8.87を記録して、同時期封切り映画中 観客好評1位を走っている「ウェディングドレス」は、観客たちの心に温かい贈り物になる映画として愛されている。
byどんぶらこ