[スポーツソウル 2010-01-20 11:06]
![[パワーインタビュー] “1月スクリーン正面対決” ソル・ギョング―ソン・ユナ夫婦 _e0114466_1531460.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201001/21/66/e0114466_1531460.jpg)
「心より見てくれたらいいですね。」
夫婦は、やはり一つの心だった。 今年、映画“容赦はない”(キム・ヒョンジュン監督、7日封切り)と「ウェディングドレス」(クォン・ヒョンジン監督、14日封切り)で、各々 一週間差を置いて主演作を出したソル・ギョング(42)とソン・ユナ(37)夫婦は、あたかも口を合わせたような声を出した。 二つの作品のジャンルは違うが、妙なことに父性愛と母性愛を取り扱う、8月両親になる二人に それなりの意味がありそうだった。
共通点と互いに違う点が明確に現れる中にも、映画に対する情熱だけは、全く優劣をつけられなかった。 映画“シルミド”に続き、昨年“海雲台”まで、二つの作品で1000万観客を集めたソル・ギョングは「シナリオを探している」として、いっぱい意気込んだし、出産を控えたソン・ユナは「子産んだら、直ぐに作品始めなければならないですね。 それほど大きい休息期はないと思いますが?(笑い)」として、演技意欲を燃やした。 外画“アバター”の勢いの中で、意味のある観客追求をしているソル・ギョング、ソン・ユナと各々会って、主演作に対する話と夫婦俳優としての日常の事に対する話を交わした。 結婚以後、二人が公式席上に共に立つのをあえて敬遠する関係で、同伴インタビューを進行できないのが、相変らず残念として残ることはした。
◇共通点:一目で引き込まれるようなシナリオ。私はまだ残像に苦しめられる。
“容赦はない”は、娘の命を救うために死体に残った端緒を追跡する解剖検査医(ソル・ギョング)と、連鎖殺人を予告する疑問の殺人魔(リュ・スンボム)との激しい心理劇を扱ったスリラー映画だ。 反面「ウェディングドレス」は、癌で時限付き宣告を受けたママ(ソン・ユナ)が娘(キム・ヒャンギ)が颯爽と生きていけるように力を加えるママの話を扱った。
俳優として個性が違うために、夫婦で生きてきた時間より俳優で生きてきた時間が多かったので、二人はお互いの作品に対する干渉はしない方だ。 配偶者であることに先立ち、自分の分野でベテランだけに、お互いに対する意見を尊重するというだろうか。 二人が自身の主演作を選択することになった動機と意味は 差異点があったが、 結局は「一目ぼれして」という共通点があった。
「とても強い役であるようだったり、違ったようだったり・・・。 殺人犯に追われて、引きずられて行く役でしょう。 シナリオを読んで、スリラーではないと考えました。 ドラマが読ませる映画という印象が強かったんですよ。 その上、呆然としていて、恐ろしい反転があって、演技をし終えた後にも、残像が長引きました。 息が詰まるようなシナリオに、選択しないわけにはいきませんでした。」(ソル・ギョング)
「心が穏やかでした。 もちろん死という前提が敷かれているから、悲しい結末が予告されたが、シナリオを読む瞬間 涙がとても流れて堪えることは出来ませんでした。 悲しい中でも、心が非常に温かかったと言いましょうか。 これまで出演した映画の中で、最も記憶が残るかも知れません。 劇中のうちの娘ヒャンギのためです。 ヒャンギのおかげで良い気勢をたくさん得て、難しいとは思わなくて撮影しました。 それで、まだ映画さえ思い出せば、幸せになります。」(ソン・ユナ)
ソル・ギョングは 相変らずぶっきらぼうに、反面ソン・ユナは こんこんと溢れる愛嬌で、自身の映画に対して紹介した。 全く違う性格の映画であり、それぞれ表現する方式が違ったが、彼らの目つきを見て十分に分かった。 自分たちの体の中に内在する「真心を入れて演技をした」ということは隠せなかった。
◇違う点:“演技派俳優”ソル・ギョングと“大衆的なトップスター”ソン・ユナ
映画界では 二人とも大衆的な俳優に属するが、それぞれ違ったニックネームで呼ばれる。 ソル・ギョングは“演技派俳優”で、ソン・ユナは“トップスター”と呼ばれる。 これをそのまま反映するように、ソン・ユナは、スクリーンの他、TVで歌を歌ったり、MCをする姿もたびたび見られる。 ソル・ギョングは、やはり“天上俳優”でしかいない。 TVドラマで見るのが難しくて、はなはだしきは レッドカーペットでも無表情に早く過ぎ去ってしまう。 “意地っ張りだ”と映ることもできるだろうが、ソル・ギョングを知っている人たちは「ソル・ギョングだから、十分にそのようなことが出来る」と言う。
「どんなことでも努力をしていれば馴染むようになるけれど、あの部分ほど易しくありません。 レッドカーペットや芸能番組出演です。 あたかも、俳優でない奴が俳優をしているという感じ、と言いましょうか?(笑い) とても恥ずかしかったり・・・。 何年か前には、レッドカーペットでとても無表情に歩いて行って、全体を当惑させたこともあります。 ドラマ出演も、ふぅ・・・ 映画の長所なら、“余地がある” “セリフが少ない”というのがあります。 時間に追われて撮影をする、と考えると恐ろしかったり。 不慣れなところ(ドラマ)から始まることができるだろうか、と考えただけでも、目の下が痙攣します。」(ソル・ギョング)
ソル・ギョングとは違い、ソン・ユナは多方面に頭角を現わしたので、この部分に限っては一層余裕がある。 まだ挑戦したいのが多くて。 結婚によって人生の領域が以前より一層さらに広くなっただけに、現在より これから2~3年後がもっと期待されるというだろうか。
「それぞれの長短所があります。 ドラマは とても息詰まるように回るが、反応がその場で直ぐ来ることが出来るために、演技するのに力が出たりもして。 映画は、もう少したくさん感じて余裕があるように出来るようです。 ドラマ、映画、ぴったりどちらか一つの分野を好みません。 バランスが取れているようにしたいと言いましょうか。 今まで そのようにしてきたように、今後もずっと熱心に活動したいです。」(ソン・ユナ)
◇別に、また一緒に:大衆の愛を生きる私は俳優。 だが、結局は人が重要だ。
昨年の映画界二人のトップスターの結婚は、多くの人々の関心が集中させるしかなかった。 おかげで、二人は、毎度封切り作を出す時ごとに、新しい質問一つずつをさらに受けることになった。 結婚生活、および2世計画など、質問は数えきれないほど溢れた。 幸い(?)、最近ソン・ユナの妊娠以後、質問はもう少し減ったが、相変らず二人の一挙手一投足は、世人の関心事に違いない。
「私が、元から私生活を露出する俳優ではなかったでしょう。 作品を通じて、仕事をする姿が全部現れるから、わざわざ公と私を努めて分離するということだよ。 (個人事を)あえて知らせたくないよ。 これからは、少し理解して下さればと思います。(笑い)」(ソル・ギョング)
「え~、もうちょっと 訊くのはそれぐらいにして。(笑い) 元気に暮らしていて、何違うことがありましょうか。」(ソン・ユナ)
それぞれ違った状況の中で投げた質問に、二人は、同じだったり、全く違う返事をした。 今後の計画でも、このような状況は同じだった。
「私は計画がなしで生きる人ですから。 ははは。 全て道理に従って回らないでしょうか? でも、変わらないものは明らかにあります。 結局は、人が最も重要だということです。 人(監督やスタッフ)によって、映画をするのも選択したり、作品にとても魅了されて突然決めたりもして。 映画は、私の人生を生きていく過程の中の一つでしょう。 本気でね。」(ソル・ギョング)
「出産してから後、体の回復をし終えれば、直ぐに活動したい欲がいっぱいです。 これからずっと見守って下さい。」(ソン・ユナ)
![[パワーインタビュー] “1月スクリーン正面対決” ソル・ギョング―ソン・ユナ夫婦 _e0114466_15333835.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201001/21/66/e0114466_15333835.jpg)
![[パワーインタビュー] “1月スクリーン正面対決” ソル・ギョング―ソン・ユナ夫婦 _e0114466_15335771.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201001/21/66/e0114466_15335771.jpg)
![[パワーインタビュー] “1月スクリーン正面対決” ソル・ギョング―ソン・ユナ夫婦 _e0114466_15341774.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201001/21/66/e0114466_15341774.jpg)
byどんぶらこ