[政経ニュース 2009年09月18日15:02]
一人ぼっちで残る娘のための ママの大切な気持ちを込めた 映画「ウェディングドレス(監督クォン・ヒョンジン、製作ロードピクチャース)」が、去る11日金曜日 安眠島(アンミョンド)で2月間の撮影を終えた。
映画「ウェディングドレス」は、生命がいくらも残っていないママ コウン(ソン・ユナ)が、大切な娘 ソラ(キム・ヒャンギ)のために 世の中に一つしかない奇跡のような贈り物を残す話と同時に、愛する人と美しい離別を準備する家族たちの繊細な気持ちを込めている感動ストーリーだ。
この日の撮影は、主人公のコウンとソラが 最後に海に旅行に発って楽しい時間を送る場面だった。 しかし、二人の最後の旅行であるだけに、お互いの胸の内を隠す胸が痛む場面でもあった。
安眠海水浴場で撮影が進行されたが、あたかも映画の中の設定を分かったかのように 強い風と空には暗雲が立ち込めて、「ウェディングドレス」には天恵の環境を提供された。
また安眠島の撮影は、去る2月の間 休むことなく駆けて来たスタッフと俳優たちのために、美しい海辺で最後の撮影を準備した製作陣の細心な配慮でもあった。
ソン・ユナは、風で もしかして子役キム・ヒャンギが風邪でもひくかと、撮影が終る時までずっと毛布を覆ってやりながら配慮して、キム・ヒャンギも 劇中ママのソン・ユナと一時も離れていなくて愛情を誇示した。
撮影の間間に、「ウェディングドレス」は自身に新しい人生を分からせたという話をしたりしたソン・ユナは、クォン・ヒョンジン監督の最後のカットの声に 結局涙を流してしまった。
最後の所感を言ってくれという質問に、ソン・ユナは たやすく返事できなくて、涙をぬぐい取った。 映画「ウェディングドレス」に対する彼女の愛情をうかがうことができる場面だった。
またソン・ユナは、自身の娘ソラを演技したキム・ヒャンギが 自分の演技人生最大のパートナーだったとの話をしたが、キム・ヒャンギもまた 撮影が終わって食事する席でも ユナママのそばを離れなくて、キム・ヒャンギにも ソン・ユナとの呼吸が最高だったことを行動で見せてくれた。
まだ演技経歴が多くないが、天才的才能がうかがえる演技を見せたキム・ヒャンギは、“家で”【おばあちゃんの家】のユ・スンホ以後の新しい国民の妹誕生を予感させた。
9歳の娘を置いたシングルマムであり、ウェディングドレスデザイナーのコウン(ソン・ユナ)は、自身の人生がいくらも残っていないのを知ることになって、清潔コンプレックス【潔癖性か?】で年齢よりとても早熟な娘ソラ(キム・ヒャンギ)が一人で生きていけるように準備する。 そして、世の中にただ一着だけのソラのためのウェディングドレスを一針一針作り始める。
「ウェディングドレス」は、永遠の離別を控えたママと娘、そして彼らを守ろうとする家族たちの美しい心が光る映画だ。
すでに“ホロヴィッツのために”で 涙と感動の映画を披露したクォン・ヒョンジン監督の三番目の映画「ウェディングドレス」は、2009年下半期封切り予定だ。
byどんぶらこ