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“オンエア” 浮かんだが “スポットライト” どうして浮かぶ事ができないか? 放送専門職ドラマの明暗

とうとう最終回まで二桁視聴率に届かなかった”スポットライト”を貶めるつもりではないのですが、”オンエア”と比較されていたので・・・

[NEWSEN 2008-07-03 19:09:37]
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3日 最終回16回で終映される MBC 水木ドラマ“スポットライト”は、放送記者たちの世界を描いた放送専門職ドラマで、放映の前から大きい話題を集めた。 去る 5月終映された SBS“オンエア”が 一編のドラマを作る放送局の人々の話を取り上げて興行に成功したくらいに、新しい試みの“スポットライト”も 視聴者たちのスポットライトを受けると期待した。

しかし、“スポットライト”の視聴率成績は惨憺だった。 放送初回から15回分に至るまで 10%を下回る低調な視聴率に一貫して、放送前の名声を形無しにさせた。 有名作家、スター級俳優の熱演、新鮮な素材など、大当りドラマの条件を皆取り揃えていたにもかかわらず、“オンエア”は浮かんだが “スポットライト”は浮かぶことができなかった理由は何だろう?

♯ 理由一つ、船頭が多ければ船が山に行く

“オンエア”で強調したドラマ成功の基本要素の中で、一つは 作家、監督、俳優、スタップなどの完璧なチームワークだ。 皆が一つの目標に向けて駆けて行くくらい、内部の調和が成り立たない状態で完成度高い作品を期待することは大変だ。 “オンエア”のシン・ウチョルPDとキム・ウンスク作家は、すでに多くの編数の作品で一緒に呼吸を合わせた幻想のコンビだったし、“オンエア”は、作家、監督、俳優たちの仲が良いだけなく、撮影場の雰囲気が和気藹々なことで有名だった。

しかし、“スポットライト”は、放送途中で急な作家入れ替えがあった。 劇の流れをおいて、キム・ドフンPDとイ・ギウォン作家【“白い巨塔”の脚本家】の間に 葛藤の谷間が深まったという理由であった。 製作陣は、「イ作家は、ソン・イェジンを中心の人物主として行く劇流れを志向していたが、キム・ドフンPDは、事件中心に劇を解いて行くのを願った」と、説明した。 結局、“スポットライト”は 作家が交替された9回分から、蝋燭集会など社会懸案を反映した素材を立てて 劇の反転を図ったが、『キャラクターの一貫性が落ちる』 『劇の展開が出入りが多い』と言う非難を避けることができなかった。

♯ 理由二つ、ラブラインの不在

いくらリアル専門職を標榜したドラマだと言っても、登場人物たちのラブラインは抜けることができない要素だ。 視聴者たちは、素材の新鮮の中でも メロドラマの食傷さを相変らず探すからだ。 実際に“オンエア”は、放送街と芸能界のビハインドストーリーを扱う時より、主人公たちのラブラインが本格的に描かれた15回頃から視聴率が上昇勢に乗った。 同じく“スポットライト”も、二人の主人公ソン・イェジンとチ・ジニのラブラインが登場するものと言う期待が存在したし、一部視聴者たちには疎遠な記者たちの世界が、ラブラインが加味されるによって もっと大衆的にアピールすることができると言う予想にもつながった。

しかし、“スポットライト”は 作家が交替された時点から、ウジン【ソン・イェジン】の人物成長期が消えて、同時に 彼女のメンター【助言者】だったテソク【チ・ジニ】との関係も 一緒に事件を解決して行く先輩後輩の仲に止めてしまったし、放送初盤 何回か登場したメロ的エピソードは これ以上意味を受けることができなかった。 このようなラブラインの不在に対して、一部視聴者たちは 食傷でなくて良いという肯定的な評価をしたりするが、ウジンとテソクと言う二人の男女主人公を登場させた理由と放送初盤に登場した葛藤要素を顧みる時、出入りが多い展開によって ラブラインも自然に消えてしまったという点を捻って見られる。

♯ 理由三つ、 ソン・イェジンにだけスポットライトが照らした

どんな俳優が出演するのか、俳優の演技力がどのくらい立派なのかは、ドラマの成敗を決める重要な要素だ。“オンエア”は、ソン・ユナ、キム・ハヌル、イ・ボムス、パク・ヨンハという 4人のトップスターを起用する 破格キャスティングを断行して、これは 興行的成功を持って来た重要な要因として作用した。

“スポットライト”は、ソン・イェジン、チ・ジニという俳優をツートップで立てたが、放送初盤から 主にソン・イェジンにだけフォーカスが合わせられた。 社会部2陣記者ウジン役を演技したソン・イェジンの演技力は立派だったが、ウジン一人ですべてのものを見せるのは力不足だった。 その上に、“スポットライト”が、ちょっと荒くてスポーティーな記者たちの世界を描くという点を考えてみる時、他の人物たちの記者精神と職業的ジレンマが もうちょっと目立つ必要があった。 また、チ・ジニ、ジングなどの男性出演者たち役目が ウジンを補助してあげるところだけに止んで、女優一人で 多くの視聴者たちの耳目を捕らえることは大変だという事実を確認させた。

このように、“スポットライト”が、一貫性が落ちる劇的展開と大衆性の不足、多様なキャラクターの不在などで、多くの視聴者たちから愛されることができなかったのは事実だ。 しかし、放送記者の世界という新しい素材を扱ったという点と、社会懸案を積極反映して リアリティーを高めようと思った点だけは、無視されることができない部分だ。

また、ドラマの価値は、視聴率がどのくらい出るのかより、そのドラマを視聴した視聴者たちが どのくらい満足できたかと、側面で評価を受けなければならないという点を考えてみる時、作品の終映に濃い惜しさを示して シーズン2を要請している熱血視聴者たちを確保した“スポットライト”を、単に 視聴率惨敗作に評価切下げすることはできないだろう。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2008-07-04 16:23 | Comments(0)