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放送界領土争い ドラマで“自己暴露”

[ハンギョレ 2008-03-30 午後 08:21:16]
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水・木ドラマ 1位 SBS“オンエア”の魅力
作家、俳優、PDなど 製作関連者
小気味良いセリフ・反転“ぴりっと”


ドラマ作る過程を扱った エス・ビー・エスドラマ <オンエア>は、視聴率13.5%で始めたら 7回目20%を越して、水•木同時間帯の先頭を固めた。キム・ウンスク作家、シン・ウチョルPDは、前作 <パリの恋人> などで 明るくてぽんぽん弾む感じだけ精製し出した後、医学ドラマ<白い巨搭>が見せた冷酷な現実の論理に交ぜて、独特の香りを作るところだ。韓国ドラマの公式を批判して、ドラマ製作を取り囲んだ泥仕合を全面に描き出して視聴者を集めている。

闘鶏たちの全面戦争 新鮮でリアルであるだけなら たくさん見るか? ドラマ製作過程をドキュメンタリーで撮ったら、もっと人気を呼んだだろうか? <オンエア>を見る楽しさの芯は、ケンカ見物だ。誰一人甘い人がいないキャラクターが明確で、誰が勝つかも知れなくて、上になったり下になったりする、見るに値するケンカだ。自分を侮辱すれば 神も顔負けのスター オ・スンア(キム・ハヌル)。“興行製造機”だが、同時に“妄言製造機”でもある 鼻っぱしら高い物知らず作家ソ・ヨンウン(ソン・ユナ)。深みのあるドラマを夢見るが、現実感覚は足りなく見える PDイ・ギョンミン(パク・ヨンハ)。正道で行くという自負心はすごいが、無能なマネージャー チャン・ギジュン(イ・ボムス)。<オンエア>の主人公4人は、恋愛は後回しで 相手の鼻血でも見ると終りを出す闘鶏たちだ。

オ・スンアは、公然と「善良な人嫌いだ」と言う。「好き嫌いも不明で、傷よく受けて・・・。そんな人々が、もっと悪いのではないか?」 彼らは、ただ自分が処した現実の論理と欲望だけで動く。立体的に構築されたキャラクターは、自分だけの領域を持って領土争いをして行く。オ・スンア―ソ・ヨンウン、ソ・ヨンウン―イ・ギョンミン、チャン・ギジュン―オ・スンアなどに戦線を変えて、全面戦争を行なう。

一場面中でも、セリフごとに予想を裏切る。 イ・ギョンミンに世話になったオ・スンアが、彼を夕食に招待する席、オ・スンアは「私たちは似ている点が多い」と、イ・ギョンミンを持ち上げると すぐに、「デビュー監督作品はしない」と冷酷に後頭部を打つ。主人公同士の理解と反目が行き交って、オ・スンアと彼女の前所属社社長チン・サンウの間に熾烈な気力の戦いが起りながら、ドラマの中のドラマは 編成から抜けて、主題が変わっていって、主人公が交替される竜巻に巻き込まれる。

ドラマ、自分に向けた全面戦争 「作家様は、そのように自尊心が強くてなさるドラマごとに、PPL(間接広告)で 混ぜこぜをなさるようですね?」(オ・スンア) 「オ・スンアさんみたいな俳優が、回当り 二千(万ウォン)も持って行くから。」(ソ・ヨンウン) 「作家様も、回当り 二千と言いますね。」(オ・スンア) 放送関係者たちは、<オンエア>の放送界描写に対して、「事実に土台を置いた劇的誇張」と言う。回当り 4千万ウォン超えるにもらう俳優、2千万ウォン超えるようにもらう作家がいて、マネージメントを兼ねる外注製作社たちが、投資と俳優出演を条件に編成に影響を及ぼす状況なども、概して事実だと言う。

もちろん、劇的な誇張と虚構も混ぜ合わせた。キム・ウンスク作家は、「ここが いくら政治的な所でも、後で その人がどうなるか分かって、俳優と作家がそれほど争うか」と言いながら、「オ・スンア、チン・サンウなども架空の人物」と言った。<オンエア>は、現実と仮想の境界を ギリギリのところで消してしまう。実際の名前とイメージをドラマの中に引き込んで行ったチョン・ドヨン、カン・ヘジョンなど、びっくり出演者たちも一役する。

<オンエア>は、ほとんどドラマに対して自我批判して、視聴者たちのドラマに対する不満を密かに代弁してくれる。「(アメリカドラマ見ながら) どうして学ばないですか?ミド(アメリカドラマ)には、財閥、生まれの秘密、そんなこと出ないが。」 オ・スンアが問うと、ソ・ヨンウンはやり返す。「アメリカの俳優たちは、とても演技がお上手で・・・。セリフが何のガムであると思うのか、二行にさえわたれば 噛むこと忙しい俳優には無理ですよ。」

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2008-03-31 16:12 | Comments(0)