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“オンエア” 放送界実態現わした問題作 “新鮮で面白い”

[NEWSEN 2008-03-13 07:57:22]
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3回分の放映を終えた SBS 水木ドラマ「オンエア」が、視聴者たちの好評を導き出している。

韓国ドラマが作られる過程と、その中心に置かれた監督、作家、俳優たちの葛藤と利害関係、また 俳優と所属社を取り囲んだ芸能界ビハインドストーリーを いきいきと見せるという企画意図を込めている「オンエア」は、これまで視聴者たちが易しく接することができなかった、新鮮な素材とストーリーで 大当りドラマを予告している。

12日放送された3回分では、ドラマ製作をおいて行なう スター作家ソ・ヨンウン(ソン・ユナ扮す)と新人監督イ・ギョンミン(パク・ヨンハ扮す)の張りつめた対立、トップスター オ・スンア(キム・ハヌル扮す)と彼女の天敵ヨ・ヨンウンの しのぎを削る舌戦などが描かれて、視聴者たちの視線を集めた。

「視聴率も重要だが、作品には真正性がなければならない。ソ作家の作品には名セリフだけが多いだけで真正性はない」と批判するイ・ギョンミンと、「ドラマの半分が構成なら、残り半分はセリフだ。95%のお決まり性に 5%の新鮮だけあれば良い」と主張するソ・ヨンウンの対立は、現在のドラマの現住所を如実に見せてくれるヤマ場だった。視聴率製造、名品セリフ映えと言う派手な修飾語をつけて行くスター作家だが、視聴率だけ重視する放送界の世相の中に染まって、新人時代のフレッシュさは忘れたまま、表だけ派手で中身が抜けている作品を書いている作家たちの実情だった。

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また、お互いの恥部に触れるソ・ヨンウンとオ・スンアの対話場面も、見物なヤマ場。「我が国の俳優たちは、演技できなくても CFたくさん撮ればスターだと思うが、アメリカ俳優たちは 使わない製品の広報すること恥かしく思う」と、オ・スンアを攻撃するヨンウンと、「そんな作家様は、どうして作品ごとに PPL(映画やドラマに小品で登場する商品)広告で塗りつぶすのか」と真っ向対立するスンアの姿は、我が国の放送界と芸能界が抱いている問題点たちを申し立ててくれた。

実は、韓国で CFは、商業用映像と言う元々の意味をずっと過ぎて、スターの登竜門と同時に、既存スターのイメージを再誕生させる第3のチャンネルだ。また、有名芸能人たちの中には、映画やドラマに出演しなくても CFだけで自分のイメージと人気を維持する人も多い。GF出演回数は 人気とお金に直結されるから、 CCF出演に命をかけるスターたちの姿をよく見られるし、一部芸能人たちは CF出演を目的にドラマに出演する主客が転倒された態度を見せたりする。ドラマによく登場する PPL広告の実態もそうだ。スター作家の作品であればあるほどPPL広告がさらに多いのは、作家原稿料とスターたちの出演料が高いから、製作コストがたくさん入って行って、それを補うためには PPL広告をたくさん使うしかないのだ。

このように、セリフ一言一言と、登場人物たちの葛藤の中で、我が国の放送界と芸能界の実情と問題点、これから解いて行かなければならない課題たちを見せてくれている「オンエア」は、大体的に“新鮮で面白い”と言う視聴者たちの評価を受けている。この日 3回放送後、視聴者掲示板には『一般人たちが知らない放送と芸能人たちに対する色々が分かって良い』 『通常のドラマのように、興味が主ではなくて伝達してくれる内容が多くて良い』 『PD、作家、俳優、マネージャーを代表する それぞれのキャラクターの色が明らかでおもしろい』という意見が上って来て、これからの展開とその中で描かれる登場人物たちの葛藤に対して、視聴者たちが期待感を現わした。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2008-03-13 10:12 | Comments(0)