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『愛をのがす』 遊園地ロケとチケットパワーについての記事

昨日の映画評論は、秋だから大人の恋愛映画が時期的に取り上げられたのでしょうか。
新しく『愛をのがす』の記事が出たので、便乗して 関連記事(2005年)をアップします。

▼FILM2.0 Feature - Special Feature 2005.09.28

“ハズレ”ない野球ゲーム/キム・スジン記者
『愛をのがす』 遊園地ロケとチケットパワーについての記事_e0114466_20133520.gif

ソル・ギョング、ソン・ユナの<愛をのがす>撮影現場

二つだった風船が、もう六個になった。 大学時代から10年の間友達で過ごした二人が、紆余曲折の末恋人になって、出かけた初めてのデートの日。 自尊心を傷つけたくない男は、羽目をはずしながら、続けて野球のボールを投げて、女は憂いの表情もできないまま増える風船だけ眺める。 ウジェとヨンスの“ハズレのない野球ゲーム”は終わる方法を知らない。

『愛をのがす』 遊園地ロケとチケットパワーについての記事_e0114466_2014623.gif発端は女の欲だった。 「おじさん、風船でなくクマちゃん人形に替えて下さっては いけませんか?」おじさんは断固として言う。 「ダメだ~。」 男が割り込む。 「一つ下さい。」 おじさんは相変らず断固としている。 女に橙色の風船を渡しながら「ダメだ」ともう一度言う。 気性が短気な男は腹が立った。 「黄色く垢じみたの誰が持って行きます、あれ。」するとおじさんは、男を怒らせ始める。 「若い人が話の理解できないか。 あれ見えない? ワンパンでタバコ、2パンで人形、3パンで商品券。」一つのカゴに入っている野球のボールの個数は四個。 四個を全部投げても 木のブロックを打ち倒せなければ風船をもらう。 言葉どおりスカは無い。 スカの代わりに風船があるだけだ。

『愛をのがす』 遊園地ロケとチケットパワーについての記事_e0114466_20143068.gif27日 大田(テジョン)宝文山(ポムンサン)に位置したグリーンランド。 お客さんいなくて全部倒れる遊園地の一隅で、ウジェ(ソル・ギョング扮す)が わめきながら野球のボールを投げる。 ヨンス(ソン・ユナ扮す)が止めるが、効果がない。 「置いてみて、置いてみて。 じっとしていてみて。 合わせれば皆上げるんです?」 ハアハアと息をしたウジェが、おじさんに くしゃくしゃの一千ウォン紙幣三枚を投げるように渡す。 しかし、ありったけの力を込めて投げてみるが 木のブロックはびくともしない。 黄色と橙色だけだった風船が、赤色、空色、白色まで多様に集まった。 時間がどれくらい流れたのか分からない。 今は自尊心が問題でない。 ウジェに ヨンスは眼中にも無い。 千ウォン紙幣がすっかりなくなったウジェに、おじさんが怒らせるように言う。 「今回のはサービス~。」

<マパド>【麻婆島】のチュ・チャンミン監督が、デビューする前に個人的に書いておいたというシナリオ<愛をのがす>は、華麗だったり甘いラブストーリーではない。 グリーンランドのみずぼらしいゲームセンターとホコリが積もったクマのぬいぐるみのように、細かくて日常的なことに焦点を合わせるラブストーリー映画だ。 「愛というものは逃されることが大部分だ。 そのような過程を経て、結末を結ぶことになることが愛ではないのか考える。 <愛をのがす>は、大きなドラマを持った映画ではない。 誰かが死んだり、財閥と恋に落ちたりしない。 日常的な愛の話だ。 そして、その中で広がる わずかなものなどを入れる。」 五人のおばあさんと2人の男の誇張されたコメディーを“マパド”という空間で素朴に表わしたチュ・チャンミン監督は、今回も愛という感情を日常の中で素朴に表わす計画だ。

『愛をのがす』 遊園地ロケとチケットパワーについての記事_e0114466_20145369.gif<愛をのがす>は、大学時代から親しい友達の仲のウジェ(ソル・ギョング扮す)とヨンス(ソン・ユナ扮す)が、10年後偶然にまた会って 恋人に発展する話を入れる。 ウジェの周辺をぐるぐる回りながら 彼の恋愛史を見守ったヨンスは、10年間 彼を片思い中だ。 ヨンスを演技したソン・ユナは、今回の映画にかける期待が格別だ。 「演技生活をして10年を越えた。 心は新人のようだが、すでに時間がそんなにもたくさん流れた。 多くのドラマと映画を撮ったのに、まだ“ソン・ユナ”といえばドラマになじむイメージでだけ考えられる方々が多い。 この作品が、映画演技者として一段階発展する機会であると考える。」

「大学生から30代まで演技をしなければならない。 ソル・ギョングは歳月を跳び越える幅広い演技を消化することができる俳優と考えた。」 自身の初めてのラブストーリー映画にソル・ギョングをキャスティングしたチュ・チャンミン監督の弁だ。 ラブストーリー映画に出演したソル・ギョングの姿は、頭の中に直ちに浮び上がらない。 しかし、ソル・ギョングの考えは違う。 「<ペパーミントキャンデー><オアシス><私にも妻がいたら良いのに><力道山>まで、皆ラブストーリーだったと考える。 もちろん、皆様方は認められないが。(笑い)」 <力道山><公共の敵2>など、しばらく 予算が大きい映画に出演したソル・ギョングは、今回の映画では日常に帰る。 「<公共の敵2>を終えて、それ以前まで運動をとてもよくして、(運動に)飽きてしまった。 それで運動をしなくて雑に暮らして太っていた。 撮影に入る10日前に86キログラムであったのに、10日の間で6キログラムを落とした。(笑い)。」

『愛をのがす』 遊園地ロケとチケットパワーについての記事_e0114466_20151651.gif日常の愛の物語をするという点において<私にも妻がいたら良いのに>と比較する視線もある。 それに対して、ソル・ギョングが答える。 「小心さで一貫する<私も妻がいたら良いのに>のボンスと<愛をのがす>のウジェは、明確に他のキャラクターだ。 スポーツ選手が職業のウジェは、事故も起こすことができて,空元気も働かせる、一言で怒鳴ることができる男だ。」

“男にことが起これば 十の内九は女のため”という映画のメインコピーのように、映画はチュ・チャンミン監督の記憶の中に残っている「振られるとか、切なく女を愛する」私たちの周辺の人々を率直淡泊に見せる予定だ。 「興行性よりは 完成度ある映画を作りたい」と言うチュ・チャンミン監督の素朴な望みが入っているラブストーリー映画<愛をのがす>は、来年1月観客の前に立つ。

▼<下半期封切り予定映画の中の屈強女主人公たち> 女優 20人のチケットパワー ― 2 より
[movie week  2005.07.26]

<愛をのがす> ソン・ユナ
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作品及びキャラクター期待値 70 <マパド>のチュ・チャンミン監督の次期作という点と、ソル・ギョングとツートップを成すラブロマンス映画という点で期待を集める。

既存作品活動影響力 50 一人で映画を導いて行くにはちょっと不足な面があるが、 <不朽の名作> <光復節特赦> などで 相手俳優との安定的な呼吸を披露した。

映画界の判断 50 演技スペクトラムが多様ではないという評価を受けるが、肯定的なイメージが強い。

その他エンターテイメント活動 60 <暴風の中で> <香港エクスプレス>など 映画のみならず、ドラマでも活発な活動を広げる。 各種授賞式で専門家顔負けな腕前で 司会を引き受けている。

チケットパワー総合期待値 60 ソル・ギョングとの呼吸が、ラブロマンス映画ではどんなに完成されるか知りたい。 フレームを壊さないながらも、彼女が持った魅力を最大限発揮してファンに近付くでしょう。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2007-10-27 20:18 | Comments(0)