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2001年2月 障害者優先啓発活動の記事

▼[私もNGO会員] “障害者 先に”広報使節ソン・ユナさん
[東亜日報 2001/02/23]

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23日ソウル、近づく春の気配を妬むのか 空には午前から冷たい冬の雨が降った。
いつから降り始めたのだろうか、地下鉄に乗って漢江(ハンガン)を渡ってから、雨脚がガラス窓をかすめて行き始めた。

映画“不朽の名作”で、水霧広がり始める閑静な湖畔で 突然に流れる“アマポーラ”の旋律に合わせて、少しはふざけて素敵なバレエの腕前を誇った映画俳優兼タレント ソン・ユナ(27)さん。

朝から彼女が忙しいスケジュールを分けて参加したところは、江南(カンナム)のあるデパートのバザー会であった。

“障害者先に、認識改善のためのバザー会”

“障害者先に”実践広報使節で この年を送った彼女は、この日のイベント会場にも間違いなく訪ねてきて、関係者たちと多様な活動を広げた。

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ファンサイン会と共に、デパート顧客車両に広報ステッカーを直接付着したりもしながら、2時間程度を送った彼女は 多少疲れるように見えた。

「時には挫折したこともあると言われるが、私が会う方々は とても明るく生活していらっしゃいました。 “障害者”という先入観を捨てることが、最も重要なことのようです」
彼女は1年という経験を土台に、“障害者 先に”という運動の趣旨と内容をきちんきちんと説明した。

“障害者先に”認識改善運動は、その気になれば誰でも難なくできる 障害者に対する配慮を生活化することによって、共に生きていく社会を作ろうと思うこと。

「例をあげれば、電車やバスで障害者に席を譲歩して、列をつくる時も順序を譲歩するとか、障害者の駐車空間に車を止めないことなどは、本当に私たちが難なくできる事ですね」

彼女は、こういう活動をすることになった契機に対して“自発的”にできなかったと率直に打ち明けた。

障害者問題に対して 何も知らなかったという彼女は、“障害者先に実践協議会”の広報使節の提案を受けて参加を決めたと言う。

「初めは、生きていくのに良い機会になりそうで 迷わないで決めたけど、実は私が もっと悟って得た部分が多いです」

それ以前までは、いつも生活しながら、多くの障害者に何の考えなしに対した彼女だが、広報使節で送った この1年は、彼女に“障害”というものは もう先入観と偏見に過ぎないという確固たる意識を植えるのに十分な時間だった。

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彼女が持っている残念な記憶の断片が一つある。

「公衆電話を掛けようと車椅子に座って、手を長く伸ばしている障害者を見ました。 少しだけ低く設置されたとすれば、その方も簡単に電話をかけることができるはずなのに、という気がしたのです。 本当に悲しい感じでした」

彼女は、障害者に対して 私たちの社会には2つの部類の人々がいると説明した。

一つはまったく無関心な人々で、もう一つは“あ、障害者だ、どうしたらいいの?”と、足だけバタバタさせて実践できない人々と言う。

「これからは、何の遠慮なく助けてあげることができる姿が多くなったら良いですね。 障害者に対して、もう一度考えて配慮できる姿が本当に必要ですね」

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ソン・ユナさんは、この一年の広報使節活動を とても恥ずかしいと言った。 今一した仕事がないと・・・

しかし周辺の人々は、バザー会、広告撮影など、自身の仕事と併行しながら それなりにがんばった この1年だと褒める。

いつも謙虚で親しい姿の彼女が広げる2001年の、より積極的で活気に満ちる活動を期待してみる。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2007-10-18 19:07 | Comments(0)