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2000年 MBC 『悪い友達』 ⑤

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▼ソン・ユナ―キム・ジス、アン・ジェウク二人と一本勝負!!
[2000-03-09 interpara.net]

タレント ソン・ユナ(27)とキム・ジス(28)が、一人の男を置いて“愛対決”を広げる。

彼女たちが魅力を精一杯発散し始めた“愛情激突”の舞台は、1日から放映されたMBC TVミニシリーズ“悪い友達”(脚本キム・ジス、演出チャン・ヨンウ)。 ソン・ユナとキム・ジスが互いに占めようとする“幸せな男”は、没落した製薬会社会長の一人息子で登場するアン・ジェウク(29)だ。

アン・ジェウクを巡る彼女たちの戦いは、ふと見ればソン・ユナが全面的に優勢だ。 ソン・ユナは アン・ジェウクを幼い時から実の兄のように従ったし、裕福だったアン・ジェウクが一日で滅びても 愛する心に少しの変化もない。 のみならず、愛する男の家の没落が自分のお父さんの陰謀と明らかになるが、結局 愛をあきらめないでしがみ付く。

しかし、キム・ジスも劣勢ではない。 謀陷【計略で人を陥れること】で没落したアン・ジェウク家を再建するために集まった“友達の組織”に合流して、仕事が成し遂げる場合条件で“結婚”という隠しカードを打ち出すつもりであるためだ。 キャラクターも全く違う。 ソン・ユナが金持ちの娘らしく、女性的で愛嬌満点の淑女ならば、キム・ジスは野球帽をすっぽり目深にかぶって、男たちと別段違わないように行動する中性的キャラクターだ。

まだ“幸せな結末”という安全装置を好む我が国のドラマ展開上、アン・ジェウクの家が再び立ち上がるだろうというのは 難しくないよう推測することができる。 しかし、全ての事が解決された後、“愛情不変型”ソン・ユナが アン・ジェウクを占めるのか、でなければ “愛情争取型”キム・ジスがアン・ジェウクを占めることになるかは、未知数だ。

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▼ トレンディードラマ もう少し細かくさせることはできないか
[2000年03月14日 ハンギョレ]より

文化放送の<悪い友達>とSBSの<火花>。 毎週水・木にぶつかる二編のドラマは、この時代を ぱっさりと切り出した断面のようだ。

過去と現在、あるいは旧世代と新世代が、各々好むドラマだ。 明らかなのは、大勢がすでに新世代へ渡ったとのこと。 <火花>【出演/イ・ヨンエ、チャ・インピョ、イ・ギョンヨン、チョ・ミンスなど】は、<コンジィ、パッチイ>を加減なしで現代に移した<真実>に惨敗すると、やはり文化放送の<悪い友達>にも遅れている。

もちろん、昨日今日のことではない。 <あなた、そして私>は <シンデレラ>が終わった後にやっと伸びをしたし、<嘘>と<愛の群像>は マニアにだけ熱狂的に消費された。 ドラマの質を言ったら、とても僅かな<火花>の優勢勝ちだ。
新世代は別段同意しない。

<中略>

ところで問題は、<悪い友達>が そのような旧世代の評価や、“質”に全く無関心だということだ。 <悪い友達>の傷をつかみ出そうとするなら、トラック一台でも不足する。 空々しい構図の人物構成と感情線、予言者でもないのに未来が広々と見える構成、面はゆいセリフに図式的な演技まで。

それでも視聴率が良い理由は何か。 深くない、この頃の新世代たちと似たから?  アン・ジェウクとソン・ユナ、キム・ジスなど、青春ドラマのスターたちが出演したから? そんな理由も大きい。

しかし、また一つの理由は、<悪い友達>が“コンセプト”に忠実だったとのことだ。 上流層から底辺まで、4名の相異なった友達が冒険を始める。 背信でお父さんの会社が滅びて、友達が力を合わせて戦う。仇敵の恋人とは恋に落ちてなどなど、見なくても明らかな話が進行される。 ところで、まさに それが視聴率の理由だ。 慣れて気楽で、ささいなギャグと愛物語をずっと流して、劇的なカタルシスまで。 手工業的に、ハリウッド映画作りを再現するのだ。

<悪い友達>は、道徳性の問題でなく、商業性の問題で当然の選択だ。 そこまでは良い。 問題は、トレンディードラマを作ること自体でなく、どれくらい多様な人物と事件が登場するトレンディードラマを作ることか、これだ。 <悪い友達>に望むのも、まさにそれ、変奏に長けて良いということだ。  キム・ポンソク/文化評論家


▼“コルロン娘”キム・ジス、“柳の枝”ソン・ユナ?
[ハンギョレ 2000年03月14日]

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文化放送 水・木ミニシリーズ<悪友たち>の撮影中の昼休み。 藍色の野球帽を逆に目深にかぶったキム・ジス(28)が、カルビタン一杯をてきぱき空けて出す。 インターネットカフェの社長役で、ボーイフレンドたちと“オイ、お前”と言うサンウン役にどっぷり浸かって、<カマトト>の“ぶりっ子”姿は 皆忘れてしまった様子だ。

「私の性格と似た部分があります。 さっと炸裂させて、げんこつが先に出る役で、むしろ気楽で、面白味もあって・・・。 実は、撮影会場でも ユナは静かで、私一人騒ぎ立てるほうですね。」

そうだ。 きれいな空色のワンピース姿のソン・ユナ(27)は、むしろ“話もさせなければならない性格“だそうだ。 CFの都会的なイメージや、なめらかなインタビューの話しぶりとは全く違う状況だ。 「ストレスもそのまま飲み込んだり、一人で泣いてしまう性格」と言った。 劇中では、アン・ジェウクの”恋人“ヨンソ役で、恋人の長い間の”友達“キム・ジスと愛争いをするところだ。
気さくで小奇麗な劇中の二人の女は、実際に愛戦術ではまた違う。 「本来、表では そそっかしい女たちが、実戦の恋愛では話もより悪いです。 ドラマでもつらい思いだけして、アン・ジェウクさんを助ける代わりに結婚してくれと要求したり、どたばたするでしょう。」キム・ジスが言うサンウンだ。 「ヨンソは、お母さんを早く失ったのではなくて、金持ちの家で綺麗に柔らかく育ったタイプです。 でも、愛表現では一貫して率直淡泊です。」 どうしても恋愛の法則では、ソン・ユナが有利にならざるをえない。

撮影会場の外で一才の差の二人の演技者の姿は、悩みの連続だった。 「3回の時は、実はつまらなかったんですよ。 4回からは、散らばった主人公たちが皆集まるから面白いけど・・・。」 キム・ジスは10年目らしく お匙【生計】を浮かび上がらせながらも、ずっと視聴率心配をする。 50%の視聴率を行き来した<真実>の後続だから、あるいは人気が急転直下することはないだろうか、負担がないはずがない。

169㎝で背が高いソン・ユナは、靴のかかとが悩みだ。 「ジェウク兄さんが高い靴は不便で履かないから 私に処理しなさいって。 靴のかかとも あまりにも高くてはいけなくて、服がカジュアルなジェウク兄さんに合わせるスーツ探しも大変で、気を遣うことが多いですね。」

(つづく)

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byどんぶらこ
by yoonaroom | 2007-07-07 19:19 | Comments(0)