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勝手に日本版”ホテリアー”放映記念? ①

これは、あるブログに “HOTEL & RESTAURANT” 2001年5月号から転載されていた記事です。 
ホテル業界の人から見た感想などを基にした文章、シェラトンウォーカーヒルの関係者・脚本家のインタビュー、役柄の紹介で構成されています。 
長いので4回に分けます。 ブログは文章だけで 写真などは無かったので、手持ちのを貼りますね。

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 ▼ドラマ“ホテリアー”どれくらい現実感あるか? ① 
[“HOTEL & RESTAURANT”  2001年5月号、PP 51―55]

肯定、ホテルマンたちの哀歓入れて。 否定、現実と乖離【かいり/全く背き離れること】した行動惜しくて。

去る4月初め、MBCは、ペ・ヨンジュン、ソン・ユナ、キム・スンウ、ソン・ヘギョなど、最高の人気俳優を前面に押し出して、20部作のミニシリーズ“ホテリアー”を放映し始めた。

このドラマは、同じ時間帯に放送している、やはり イ・ビョンホン、リュ・シウォン、チェ・ジウ、イ・ジョンヒョンなど、最高のキャスティングを誇るSBSの“美しき日々”と 現在似た視聴率を見せていて、今後のドラマ展開方向によって その行方が変わると予想される。

ドラマ“ホテリアー”は、去る95年 同じ放送会社が製作した“ホテル”に続き、ホテルを主舞台に“ホテルマン”たちの人生を扱ったドラマ。

“ホテル”が 経営権獲得と一人の女性を巡る兄弟たちのあいだの葛藤に焦点を合わせたとすれば、“ホテリアー”は ホテル企業のM&Aを巡る葛藤と真のホテリアーになるための従事員たちの職業意識創出の過程に焦点を合わせた。

放送関係者では、“ホテリアー”で2年ぶりにカムバックするペ・ヨンジュンと、イメージ変身を試みるソン・ユナ ソン・ヘギョ、離婚後初めてのドラマ出演をするキム・スンウなど、俳優たちの活躍を期待している。

一方、既存のドラマ“ホテル”が、ホテルマンの歪曲された姿を見せたがホテルという新鮮な背景を導入して関心を引いたことに比べて、素材の新鮮さから多少後れを取ったような感がある“ホテリアー”が、これ以上素材に限定されないで ホテルマンたちの人生を どれくらい現実的に深く描き出すのか成り行きが注目されている。

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“ホテル”から一歩進歩した“ホテリアー”

去る95年MBCで“ホテル”というドラマを製作し始めた時、多くの人々は好意的な関心を表わした。 ホテルを一つの企業で表現したドラマが一度もなかったため。 普通ホテルは、その時までしても贅沢の温床であったし、不倫の場所であり、とりわけ 地方のホテルは、組織暴力団の拠点としてマスコミに引用されるのが常であった。

しかし“ホテル”というドラマは、既に試みなかったホテル企業を活用、ホテル内で起きるエピソードと従事員たちのサービス態度などを見せてくれて、視聴者の好奇心を刺激した。 特に、当時 劇中のイ・スンヨンが身を置いた広報室長の株価は、ホテル就職を準備する学生たちに夢の地位に浮上することもした。 また、当時までしても 一般人たちに無視された観光分野、そのうちホテル経営学科に対する関心を増幅させるのに、このドラマの寄与度を無視できない。 反面、ホテルに対する現実でない幻想も また植え付けたという事実も否めないというのが、ホテル関係者たちの指摘だ。

一方、ドラマ“ホテル”が 経営権を巡る問題を扱ったとすれば、今回製作された“ホテリアー”は、題名でも知ることが出来るように ホテルマンたちの哀歓と悲哀を盛り込んで“ホテリアー”という用語を使用、真のホテリアーの努力を描いたドラマで、ホテル関係者たちは ホテルマンたちの地位が向上されることを期待している。

(つづく)

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2007-04-14 15:58 | Comments(0)