[日刊スポーツパク・ジョンソン記者 2016.10.03 15:38]
「THE K2」までうまくいくとは思わなかった。
tvN金土劇「THE K2」が、視聴率上昇の勢いと好評、二兎を捕った。今ちょうど二週の放送を終えた状況なので、簡単に判断することは出来ないが、視聴者の期待以上のドラマが登場したということだけは明白な事実だ。
公開される前、「THE K2」は急いで作られたドラマという印象が強かった。 女主人公キャスティングに難航が続いて、最後まで産みの苦しみを味わった。結局、“グッド・ワイフ”放映終了に合わせてドラマを作り出せず、tvNの主要ブランドである金土劇の席が3週間もガランと空いていることになった。製作の遅延で「THE K2」は、“グッド・ワイフ”の視聴者層を自然に抱いて行けなくなった状況に置かれた。
このような憂慮をはらんで出発した「THE K2」は、初放送から期待以上のクォリティーを放った。一部では映画“ボーン”シリーズと比較するほど強烈なアクションシーンに、人物間の複雑な関係もよく解きほぐした。3.225%(ニールセンコリア、全国有料プラットホーム基準)で始めた視聴率は、3回から4.390%まで跳ね上がった。
俳優にも『人生作』という絶賛が溢れた。極限のアクションを見せているチ・チャンウクをはじめとして、ユナも本当に俳優に生まれ変わったという評価だ。久しぶりにテレビ劇場外出に出たソン・ユナに向けた好評は言うまでもない。
「THE K2」の前作“グッド・ワイフ”は、映画のようなドラマとして好評を受けた。「THE K2」では、“グッド・ワイフ”に慣れた視聴者の目の高さに合わせるのは難しかった状況だ。しかし、「THE K2」も“グッド・ワイフ”に劣らない、映画のようなドラマという評価を受けて善戦している。
そのため、「THE K2」の成功的な出発は意外な成果だ。製作遅延による3週間の待つことが理解されるほどの結果だ。
一方、「THE K2」は毎週金、土曜日午後8時に放送される。
byどんぶらこ