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[コックTV] <ママ>深くなったソン・ユナ、俳優は演技で語る

[TVリポート キム・ジヒョン記者 2014-09-29 09:36]

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▲【画像を、昨日UPの記事と差し替えました。】


俳優ソン・ユナの演技が深くなった。劇に深く陥ったら、いつの間にか視聴者を泣かせている。6年の空白に対する憂慮は、取り越し苦労なだけだった。ソン・ユナは、そんな偏見を打ち破って立ち上がった。俳優は演技で語るものだ。

去る28日 放送されたMBC週末ドラマ<ママ>(脚本ユ・ユンギョン、演出キム・サンヨプ) 18回では、ハン・スンヒ(ソン・ユナ)とソ・ジウン(ムン・ジョンヒ)の葛藤が極まる姿が描かれた。

この日 ジウンは、スンヒの息子ハン・グル(ユン・チャニョン)が自分の夫ムン・テジュ(チョン・ジュノ)の息子という噂が飛び交うと、怒った。 ジウンはスンヒを訪ねて暴れまわって、「私が他のことは分からないけど、それは防げと言ったよね」として怒った。 ジウンは手当たり次第に物を叩き壊したし、ついにスンヒが息子に残した唯一の遺作全部損傷させたのである。

胃癌末期宣告で時限付き人生を生きているスンヒは、それまで苦痛をこらえてグルに遺作を残すために努力したこと。後日 自身が去って、いない時に息子が絵を見て自分の跡を感じるように願ったためだ。だが、絵は醜く剥がれてしまい、スンヒは茫然自失して嗚咽し始めた。

割れたガラスの欠片の隙間から絵を撫でるソン・ユナの演技は圧巻だった。 死んだ後に自分と息子を唯一連結する紐が消えたという虚しさを感じたためであるはず。 ソン・ユナは、のべつ幕無しに流れる涙で視聴者の涙腺を刺激した。

ソン・ユナは、ややもすると新派的に感じられるキャラクターを、節制感ある演技で密度あるように描いてきている。胸を叩いて号泣する誇張された悲しみでなく、より一層リアルに近づく。劇中で自分の息子で登場する俳優ユン・チャンヨンを見つめる目つきは、いつも悲しみに満ちている。些細なことで突然ワッと泣き出すが、全く誇張っぽくない。 視線一つだけでも、彼女がキャラクターに深く没頭しているのを感じることが出来る。

ハン・スンヒは、母性愛を理解できない女優が消化するのが難しいキャラクターだ。特に <ママ>は、死を控えた女が自分の息子を子供の実父の妻に任せるという独特の設定のために、キャラクターに対する深い理解力が必須である作品だ。

ソン・ユナは母性愛と共に心理的表現が重要なハン・スンヒというキャラクターを、予想より見事に消化している。 去る空白の時間の間、子供を世話してきたので現在の演技をすることが出来たのだろう。 俳優として無意味な時間でなかったのだ。

ソン・ユナは、今回の作品でカムバックするまで容易ではない時間を過ごした。演技より個人的な事で、もっと多く広く知られる彼女だ。だが<ママ>は言う。ソン・ユナが良い俳優ということを、結局俳優は演技で語らなければならないということを。

主人公は、後半部に入り込むほど死と近づいている. ソン・ユナの演技の能力がさらに期待される部分だ。回を繰り返すほど能力を増す彼女が、どんな演技で視聴者の心にさらに深く入れるか、成り行きが注目される。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2014-09-30 09:08 | Comments(0)