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<ママ>ソン・ユナ、6年空白無駄ではなかった

[TVリポート キム・ジヒョン記者/2014-09-08 08:39]

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6年の空白、憂慮の視線が多かった。ひょっとして感を失うのではないか、日ごとに変わる環境に適応することができるか心配したのが事実だ。しかしソン・ユナは偏見を打ち破って立ち上がった。俳優は演技で語るものだ。

去る7日放送されたMBC週末ドラマ<ママ>(脚本ユ・ユンギョン、演出キム・サンヨプ) 12回では、 胃癌で闘病中のハン・スンヒ(ソン・ユナ)が死を準備する姿が描かれた。スンヒは、落ち着いて死を待った。それで、より一層悲しくて切なかった。

この日 スンヒは、ク・ジソブ(ホン・ジョンヒョン)に「私写真一枚だけ撮ってあげなさい。私も写真作家が撮った写真が欲しい」として、遺影写真を撮ってほしいと言った。スンヒが好きなジソブは要請を断ったが、結局 写真を撮影しなければならなかった。ジソブはスンヒの最後になる姿を、とてもカメラに収めることが出来なくて、しばらく躊躇した。

ジソブは感情を押さえ込んで写真撮影を始めた。スンヒも涙を流さないで黙々と撮影に臨んだ。 プリントされた自分の遺影写真を見たスンヒは、泣きながら笑って複雑微妙な感情を表わした。自分の顔を撫でて、撫でながら涙を流した。

ソン・ユナは、遺影写真を見ながら泣きながら笑うスンヒの心理を、繊細で真正性あるように描き出した。胸を打って号泣する誇張された悲しみではなかった。声もなく溢れる涙だから、より一層胸が痛く感じられた。確かに俳優の重みが必要な場面だった。ソン・ユナは、長い空白が顔負けの深い演技を見せてお茶の間を涙で染めた。

去る6年の間、ソン・ユナは 一人の男の妻と一人の子供のママだけで暮らしてきた。育児と内助に専念したこと。だが、演技に対する情熱が消えたのではなかった。かえって去る6年の時間は、<ママ>の中のソン・ユナをより一層輝かせている。

ハン・スンヒは、母性愛を理解できない女優が消化することはできないキャラクターだ。特に<ママ>は、自分の息子を子供のパパの妻に任せるという独特の設定のために、キャラクターに対する深い理解力が必須である作品だ。

ソン・ユナは、母性愛と共に心理的表現が重要なハン・スンヒというキャラクターを、予想以上に見事に消化している。 去る空白の時間の間、子供を世話してきたから現在の演技が出てくることが出来たのだ。俳優として無意味な時間ではなかったのだ。

特に、遺影写真を見ながら泣いて笑う ハン・スンヒの姿は、ソン・ユナがキャラクターに深く没頭していることを見せた場面だった。キャラクターに愛情を持って、研究したから可能な演技だった。充分に真正性が見えたから、見る人もそのまま悲しみが感じられた。

ソン・ユナは、今回の作品でカムバックするまで容易ではない時間を過ごした。演技より個人的な事で、さらに多く広く知られる彼女だ。だが<ママ>は言う。ソン・ユナが良い俳優ということを。

主人公は後半部に入り込むほど死と近づく予定だ。ソン・ユナの演技の能力がさらに発散されるべき部分だ。彼女がどんな姿でもう一度キャラクターに深く近付くのか、どんな演技で視聴者の心を開くか、しきりに次の回が待たれる。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2014-09-09 15:18 | Comments(0)