[OSEN 2014-08-17 07:14]
これより格好いい友達、格好いい姉さんがいるだろうか。 俳優ソン・ユナが <ママ>で、普通の男女関係より魅力的な女たちの友情を見せて、なんとなく痛快な感情を感じさせている。
ソン・ユナはMBC週末ドラマ<ママ>で、時限付き人生を生きる未婚の母ハン・スンヒを演技している。 このドラマは、死を控えて かけがえのない子供に家族を作ろうとする一人の女性と、夫の昔の恋人と世の中無二の親友になる一人の女の友情を描いた作品だ。
富と名誉を握ったが 人生の終わりに立入ったスンヒが、息子ハン・グル(ユン・チャニョン扮す)を 前のボーイフレンド ムン・テジュ(チョン・ジュノ扮す)と妻ソ・ジウン(ムン・ジョンヒ扮す)に任せるために、ジウンのそばに留まっているところだ。 スンヒは経済的な困難に出会ったジウンを助けて、テジュが浮気していることを分かった後には、これを解決するために奮闘中。 開始は息子を任せるためのことだったが、ますますジウンと友達になって、強固にそばを守っている。
このドラマは、絶対友達になることができないようなスンヒとジウンが友達になる過程を入れるが、ここでスンヒという人物が、非常に魅力的に近づく。 息子にはあらゆる傷を負う言葉を聞きながらも、やきもきする母性愛を抑えることができなくて、ジウンと親しくなってはいけないということを分かりながらも、度々ジウンを助ける痛ましい女性だ。 ところがジウンには、いつも心強い“のっぽおじさん”【足長おじさん】のような役割を正確にしている。
去る16日放送された<ママ> 5回は、ジウンがテジュの浮気を疑うことになって、スンヒが これ以上テジュをそのまま置いておくことができないという判断をする話が描かれた。 ジウンはスンヒに悩み相談をして、テジュと不倫女 カン・レヨン(ソン・ソンユン扮す)の会社が自分を必要とするという考えに、会長に会って談判をした。 スンヒがテジュとレヨンの浮気をどのように防ぐのか、まだ公開されない中で スンヒは再びジウンの支援要請にすぐさま駆けつけた。
すぐにテジュとレヨンが一緒にいる展示会を訪ねて行ったこと。 スンヒは「何を見ても泣くな」と言って勇気と慰労を引き立ててくれて、ジウンを応援した。 傷が多くて、さらに健康も良くなくて、癇癪を起こすことが多いが、それでもいつもジウンを先に考えようとするスンヒの行動は、何か分からない慰めを受けた。
自分の子供の生物学的なパパの妻と友人になるということ。 このマッチャンのような設定は、スンヒという人物の真正性が視聴者たちに通じて、全く刺激的でなく描かれている。 スンヒとジウンの友情は、他の女と不倫を犯すテジュに対する怒りを相殺する力があって、甘いロマンスなくとも興味深い話になっている。
何よりも、ソン・ユナとムン・ジョンヒという二人の女俳優たちの演技は、毎回感心を催す。 時限付き人生だが強固な女傑キャラクターをまとわせて視聴者たちを痛快にするスンヒ役のソン・ユナと、なぜか分からない保護本能を刺激する優しい性分のジウンを演技するムン・ジョンヒは、暖かい組み合せを作り出している。 二人の女優の“友情ケミ(ケミストリー、組み合せ)”は、この頃流行する男と男の組み合せである“プロメンス”【ブラザーとロマンスを合わせた新造語。男性間の分からない微妙な感情または、友情】を跳び越える。
泣き喚いて怒る、別名火花散る演技対決を行って負担を与えるよりは、生活密着型、そして劇に自然に溶け込むキャラクターと演技設定で、テレビ劇場を引き付けるところだ。 おかげでジウンの守護神みたいな、いつかは壊れるほかはない友情を見せているスンヒという女が、視聴者たちに全面的な支持を受けている。
byどんぶらこ