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movieweekインタビュー ”シークレット” チャ・スンウォン&ソン・ユナ ①

[movieweek 2009.12.03(木)午後2:12]

▼チャ・スンウォン、“40代相変らずモデルの香りが?・・秘訣は徹底した自己管理!”
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今はチャ・スンウォンに“モデル出身俳優”という紙切れを付けるのが、きまり悪い時期に達したようだ。 彼がモデルでデビューしたのは1988年。 チャ・スンウォンが、まだ二十才もなる前のことだ。 映画俳優で活動し始めて10年を越えたが、まだ彼からモデルの香りを感じるのは、チャ・スンウォンの絶え間ない自分管理のためであろう。

次期作<雲から抜けた月のように>のため伸ばしたおしゃれな髭のせいで、肉がぐっと落ちた顔が より一層目立っていて見える。 「実は、1~2キログラム程もっと落ちたらという思いもある。 個人的に顔に肉がないほうが良い。 年を取るほど、暖かく見えるよりは熾烈さが現れるほうが良かったよ。」 外形的な自分の管理のように、チャ・スンウォンのフィルモグラフィーも絶えず変奏してきた。 それにもかかわらず観客たちは、チャ・スンウォンの変化速度に一歩遅れをとって追いつく局面だ。

弱気な知識人(世紀末)と秘密を大事に収めた放火犯(リベラ・メ)で始めた一連のキャラクターは、<新羅の月夜> <ライターをつけろ> <光復節特赦> <先生キム・ポンドゥ> <幽霊が住む>を経て、“コメディー俳優チャ・スンウォン”を構築した。 五編のコメディー映画に引き続き出演したためであろうか。 2004年作の<幽霊が住む>以後、2007年の<里長と郡守>の他にはコメディー映画がなかったにもかかわらず、まだ私たちは“なぜこの頃はチャ・スンウォンがコメディー映画に出てこないんだろう?”という疑問を持つ。

「韓国では、コメディーをすれば人を壊すことがある。 コメディージャンルが好きだけれど、映画の中でウィットを与えるのなら分からないが、ジャンル自体がコメディーの作品はしないとする。 この頃は、最初からコメディー映画提案が入ってくることもせず。 年を取って、以前まではしてみなかったジャンルをしたい欲がある。 もう少し望むなら、私が眺める、現代を生きている男の人生に符合する人物を演技したい。 それが刑事になろうが、何になろうが。」

他のジャンルを体験したいと言うチャ・スンウォンの願いは、<血の涙> <拍手する時に去れ> <国境の南側> <息子> <目には目、歯には歯>を経て<シークレット>にたどり着いた。 妻を救おうと事件を隠そうとする刑事だが、“刑事”といえば浮び上がる、じめじめしたジャンパーに運動靴の紐しっかり縛り付けた姿は見られない。 「なぜ刑事だと必ず市場で売る運動靴履いて、そうすべきなのだろう? 刑事もコンバース履いてよく走ることができる。 基本的イメージを破ってみるとした。 もちろん、それでもアバンギャルドなように着て出るのではない。 私が破ることができる、マキシマムを捉えたことなの。」

世の中をひっくり返そうと思う王族出身イ・モンハクの<雲から抜けた月のように>に引き続き、まもなく撮影に入る北朝鮮遊撃部隊の大佐の<放火の中で>まで、当分チャ・スンウォンが進む道は、鋭くて強いキャラクターたちだ。 その過程を皆踏んで、再び彼が違った道を追求する時ぐらいなら、私たちはまた 鋭くて強いチャ・スンウォンの姿を懐かしがるかも知れない。


▼ソン・ユナ、“イメージ変身?・・・自然に入ってくる作品!”
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ソン・ユナは、派手で傲慢なスターとしてのイメージと、気安くて親しい女性としてのイメージが、適切に配合された俳優だ。 一時、放送人キム・ジェドンが初志一貫彼女を“理想”で挙げたことも、ソン・ユナのこういう容貌のためではなかっただろうか。 “たおやかで知的”という常連修飾語のように、彼女は、美しさと共に秀麗な気品を持っている。 その一方で、眺めることだけでも やる気を失うほど強烈な派手さよりは、気安くて親しい微笑みを抱いて、見る人にとって拒否感をなくする。

そうした彼女が、<シークレット>では、本音が分からないジヨンを演技した。 映画の末尾を除いて、パッと笑う姿は全くない。自身が演奏するヘグムのように、凄然な悲しみを顔の周囲に大事に収めたキャラクター。 殺人事件現場に跡を残したジヨンは、始終一貫 頑丈な壁のように、自身の中の秘密を握りしめている人物だ。 だから、全てのものを見せることも、それでも、まんまと全てのものを隠すこともできなくて、演技するにも容易でなかったようだ。

「微妙な役割でもあった。 私は演技して、監督様に助けてもらいたい部分もあったが、それが どのように教えることもできなくて、要求することもできない、そのような曖昧な地点があるじゃないの。 それで、演技者として負担にもなって、責任感もできた。 だが、演技する時でなく、実際に初めてシナリオを受けた時は、むしろ易しく接近した。 私に提案が来た状況でシナリオを読んだとすれば、ジヨンというキャラクターに難しく近付いたことも、しかし偶然に接することになったことと、人物たちを遥かに面白く理解することができた。」

ソン・ユナがスリラージャンルに挑戦したと、世間では“変身”だと言うが、実際に注意深く彼女の作品旅程を調べれば、かなり多様な役割を受け持ってきたという事実を発見することができる。 <不朽の名作>や<愛をのがす>のような映画で見せてくれた姿が、既存のソン・ユナのイメージに重ねて当てた作品ならば、チャ・スンウォンと共にした<光復節特赦>では、もじゃもじゃのパーマ頭で“ピンクのリップスティック”を歌った あどけないギョンスンを演技して、艶がないながらも愛らしい姿を表現したことがある。

<フェイス>の しっかりしている法人類学室要員ソニョンも、<アラン>の古参女刑事ソヨンも、ソン・ユナが歩いてきた道の中の一つだ。 前作のドラマ<オンエア>のソ・ヨンウンで、キャラクターと俳優が渾然一体でないかと思うほど、自然な演技を見せて称賛を受けることもした。 そして今は、子供のママだった <オンエア>に引き続き、子供を失ったママで登場する<シークレット>、娘を育てて独身生活をする次期作<ウェディングドレス>まで、ママとしてのイメージも受け入れた状態だ。

「本当に珍しいのではないか? ママ役を担おうと、イメージを変えようと思ったのでもないが、この作品が来た。 女優として演技生活で、こういう時点が自然に来たのが、とても良い。」 来年1月封切りする<ウェディングドレス>を見ながら、これ以上ソン・ユナを固定的な視線の中に閉じ込めなかったら、という願いだ。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2009-12-04 09:57 | Comments(0)