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【映画批評】 来月3日封切り 韓国型スリラー系譜引き継ぐ“シークレット”

[ソウル新聞 イ・ウンジュ記者/2009-11-20 02:27]
【映画批評】 来月3日封切り 韓国型スリラー系譜引き継ぐ“シークレット”_e0114466_1027629.jpgチャ・スンウォン、ソン・ユナ主演の映画「シークレット」が、韓国型スリラーの新しい章を開いた“セブンデイズ”の成功を再現するのか、忠武路(チュンムロ)の関心が集まっている。 2007年当時 “セブンデイズ”は、国内で脆弱な犯罪スリラージャンルで、劇場街オフシーズンの11月に封切りしたが、ひたすら観客の噂だけで200万人を動員した。

●スリラー専門家たちが意気投合

韓国型スリラーは、息が詰まるような速い展開、洗練されて躍動的なカメラワーク、予想できない反転など、高い完成度で既存の作品と線を引いた。 “セブンデイズ”や“追撃者”が代表的な例で、“CSI”や“プリズン ブレーキ”など、米国ドラマに陥っていた若年層の熱狂的な支持を引き出した。

一応「シークレット」は、このような国内well madeスリラーの系統を引継ぐ十分な条件を揃えた。 “セブンデイズ”のシナリオ作家であったユン・ジェグ氏が脚本と演出を引き受けただけでなく、“追撃者”のイ・ソンジェ撮影監督、“犯罪の再構成”と“タチャ”のシン・ミンギョン編集技師など、スリラー専門家たちが意気投合した。

スリラーで最も重要な比重を占めるストーリーも、魅力的だ。 殺人現場で妻の跡を発見する刑事と、交通事故で死んだ娘を胸に刻んで内面に秘密を大事に収めた妻、 弟が殺害された後 刑事の妻を容疑者だと目星をつけて、この二人を追いかける組織ボスの追撃戦は、緊張感あふれるスリラーの美徳をよく生かした。

●絡まって混ざった複雑な構造で緊張感生かして

映画は、妻の証拠を隠そうとする刑事を中心に、休む暇もなく回る。 前作の“セブンデイズ”で、娘を誘拐されたママと人質犯の間の一本調子の構造のスリラーを執筆したユン・ジェグ監督は、自身の初めての演出作の「シークレット」では、色々な登場人物が絡んでいる複合的な構造の映画を作った。

「6個の牌が皆合わされてこそ、映画の最後の秘密が明らかになる。」という監督の話のように、それぞれ違った理由を持った人物たちは、互いに細かく編集されている。 娘が死んだ原因を置いて、強力係刑事ソンヨル(チャ・スンウォン)と妻ジヨン(ソン・ユナ)が葛藤して、強力係同僚のソンヨルとチェ刑事(パク・ウォンサン)は 絶えることなく対立点をたてる。

しかし、映画は複雑な関係の話を一つで集中させることが出来なくて、多少散漫な隈がある。 監督は、総160分分量の撮影分で50分ほどを切り出して、端緒の挿入の部分を別にした 総6種類バージョンを作るなど、編集に精魂を込めたが、作品の吸入力は“セブンデイズ”時より 多少弱いという評価だ。

この作品の白眉は、後半部に廃工場でソンヨルとジヨンが、外部から組織暴力たちが車を壊す間、胸中に隠してきた各自の秘密を打ち明ける場面。 監督も満足する程に撮影もケチをつけるところなくて、俳優たちの心理描写も優れる。 ただし、その前に二人の夫婦に対する説明がたくさん省略されて、多少説得力が落ちる点は残念として残る。

俳優たちの演技は、大きく飛んだり外れないように 映画の中によく溶け込む。 コメディーイメージを脱いで正劇俳優として無事に到着したチャ・スンウォンは、前作“目には目、歯には歯”など、アクション・スリラー物で披露した強烈な演技から、娘を失ったお父さんの心理描写まで加えて好評を得た。

映画俳優ソル・ギョングと結婚した後、初めてのスクリーン外出をしたソン・ユナは、初めて挑戦したスリラーで、節制された内面演技で自分の役割をつくした。 作品の元々の題名は“セービング マイ ワイフ”で、ユン監督は、誘拐された子供を救う“セブンデイズ”に続き、危険に直面した友人と地球を救う総4編のシリーズを企画中だと明らかにした。 彼の2番目の挑戦が成功することができるか、観客との激しい頭脳戦に その結果が掛かった。 12月3日封切り。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2009-11-21 10:31 | Comments(0)