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[インタビュー ①] ソン・ユナ “・・・過ぎて見ると縁だったよ”

[TVデイリー 2009-10-29 12:06]
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長い間熟成されたワインの色と深さのように優雅さが宿った俳優ソン・ユナ。

15年の演技人生、激情の歳月を忍苦した安らかさと余裕、限りなく降り注いだ激しい豪雨を耐え抜いた堅固さが、より一層たくましく見られる。

去る5月ソロ人生の終止符を打ったソン・ユナは、結婚後初めての作品 映画「シークレット」(原題セービング マイ ワイフ、監督ユン・ジェグ)で、今年12月観客に会う支度を終わらせた。 冬の中の鹿の目に似た彼女が選択した作品は、他でもないスリラー。

劇中 ソン・ユナは、強力班キム・ソンヨル刑事(チャ・スンウォン)の妻であり、疑問の殺人事件の容疑者に指名され注目を集めるジヨン役を担った。 今まで フェイス(2004)、アラン(2006)などを通して、恐怖、スリラージャンルに挑戦したことがあったので、今回の作品がぎこちない選択ばかりではない。

去る27日 ソウル、リッツカールトンホテルで進行されたTVデイリーとの単独インタビューで、ソン・ユナは特有の気さくさでインタビューに応じた。

フェイス(2004)、アラン(2006)、シークレット(2009)まで、普段恐怖・スリラーが好きなのか。
「そうではない。 全てのものが縁であるようです。 私がスリラーが好きでするのでもなくて、こういうものを忌避してしないのでもなくて、映画、ドラマを離れて、日常生活も過ぎて見れば、もちろん“その時なぜそうしたのだろうか”悔やまれる部分もあるが、また一方で、その時はそれしか方法がない理由があるようです。」

普段恐怖映画を楽しんで見ないという彼女は、「私が特に映画をした編数が少ないから、相対的に恐怖映画をたくさんしたように見えるようだ。 少ない編数中で、恐怖映画を二編もしたからです。」と笑みをたたえた。

“シークレット”の中のジヨンに会うまで。
必ず会わなければならない縁は いつかはまた会うように、「シークレット」のジヨンは、あたかもソン・ユナのための配役のように感じられた。

ある日、事務室の机に置かれている何冊ものシナリオの中で「シークレット」を取り上げた彼女は、とても本が面白くて、その場でさらさら読み下していったと。 同じシナリオであっても、数回か伏せて また見てという作品があるのに、それとは反対になる場合だったと話した。

「ジヨンという人物が、とても大きく記憶に残りました。 実は、ジヨンに対して格別考えがなかったし、大きい比重を占める役割でもないんですよ。 でも読んだけど、頭の中に残りましたよ。 それで所属会社社長に、ただ通り過ぎる話で役割が小さくても こういう作品が入ってくれば良い、と話しましたよ。 全てこういうのが縁らしいです。」

しかし映画関係者側の話によれば、撮影前、ユン・ジェグ監督がすでにキャスティング提案をした状態。 だが配役の比重が、ソン・ユナがするには ちょっと少なくないだろうか、内心悩みでない悩みをしたと言う。

“光復節特赦”(2002)以後再会したチャ・スンウォンとの呼吸。
「映画“光復節特赦”のような場合は、ジャンルがコメディーだから、俳優のコンディションや撮影現場が常に楽しくて、アップされた雰囲気でしたよ。 “シークレット”のような場合は、スリラーで、チャ・スンウォンさんや私も やはり各自ポジションで深刻な状況であったため、次第に感情を失うまいと緊張して、撮影したようです。」

インタビュー中、「シークレット」の中の反転を丁寧に上手く尋ねて、封切り前にその反転を話す俳優は誰もいないと笑って返事を回避した。

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ジヨンを通じて観客に伝達したいこと。
「特別に何かを伝達しなければならないと考えたことはないです。 それは監督様がよくご存知そうですね。」

“シークレット”に題名が変わった理由。
「映画が“シークレット”に題名が変わった理由の中の一つは、記事に(原題)“セービング マイ ワイフ”を、度々“セービング マイ ライフ”と報道されて、変わった理由も大きい。」【時々“セービング マイ ライフ”と書いている記事もありましたが、ややこしくなるので、ここでアップするときは正しく直していました。】

演技しないために努力すると言った。 自分の演技を自ら評価するなら。
「それは一生解かなければならない宿題であるようで、多分ますます点数が下がって行くだろう。 あえて申し上げようとするなら、少しずつ知っていくから、もっと難しいようです。 以前より、“演技というのが何か”に対して、とても悩むことになる。」

“シークレット”撮って、個人的に惜しかった部分。
「ちょっと演技をした。 私がしながらも、“なぜこうするのだろう、なぜこうするのだろう、なぜ私がずっと演技をしているだろう”こういう考えをしたが。 ちょっと弁解するほかはないようだ。 ジャンルがスリラーで、極めて映画的な映画だ。 映画的な映画の中に入っている全ての人物たちも、とても映画的に動かなければならなかったようだ。 私が表現したい演技を比べようとすると物足りなさが残る部分で、映画を考えればそれが合うのか、まだちょっとこんがらかることはあります。」

作品選定において一番重要だと考えるのは。
「見た時の感じも重要で、私の心が動く方向が最も大きいだろう。 私が作品をすることになる時は、それに伴う周辺の状況がよく交わるようだ。 他の方々も、多分皆そうするだろう。 全てのことが三拍子が合ってこそ偉業が行われるように、全ての状況が私を中心に交わる時があるようだ。 それで、会う作品がタイミングで全てのことが合う時、私の作品になるようだったよ。」

インタビューずっとソン・ユナは、作品をはじめとして、全てのことには縁があることを強調した。 良いことも悪いことも、しばられたり恨むより、流れる川の水のように淡々と眺めることができる見識や平常心がより一層光った。 自身の全てのものを愛することができるソン・ユナから感じられる、30代女優の貫禄が結構素敵だ。

byどんぶらこ
by yoonaroom | 2009-10-29 14:59 | Comments(0)